記録

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2023年12月25日〜12月31日

12月25日(月)

昨日のM-1の熱が冷めやらぬまま仕事へ。電車に乗っている人も職場にいる人もみんなM-1を観ているに違いないと思ってしまうが、そんな話をしている人はいない。

家で新聞に挟み込まれているチラシを見ていると、地元のイオンモールにトム・ブラウンが来るとの情報が載っていた。昨日の敗者復活戦を見て以来、トム・ブラウンとスタミナパンのネタを繰り返し見ていたので俄然行くしかないと気持ちが高ぶった。朝10時から整理券配布らしく、この地域でのトム・ブラウン熱が分からないがとりあえずお正月は朝からイオンモールへ走るしかないと決めた。

12月26日(火)

仕事を終えて職場を出ると夕焼けがとても綺麗だった。それほど寒くもなく、このまましばらく歩きたい気分だったが一駅隣りまで歩いたとして平気で30分は超えるので諦めた。隣駅まで30分以内で歩けて電車は10分も待たずに来る東京は改めて凄い。帰り道、紅茶姫という見たことない紅茶を自販機で見かけた。

売切れなんかい

おそらく紅茶花伝から引っ張られたネーミングだが、漫画の『紅茶王子』の可能性も無くはないのかと思った。ロロのいつ高シリーズ『校舎、ナイトクルージング』で『紅茶王子』の名前が出てきた時は自分以外も読んでいた人がいたのかと興奮したのを思い出す。EMC「100%未来」でもその時のセリフが使われていて嬉しかった。

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12月27日(水)

昨日の『爆笑問題カーボーイ』を聴きながら出勤。冒頭から松本人志の文春について触れていて、おそらくここをいじれるのはもう太田さんしかいないなと思った。記事の内容が事実なら本当に酷いがダウンタウンのここ数年の動きを見ていると、引退しそうな雰囲気がずっとあったのでこれきっかけで芸能界を辞めるのではないかとさえ思えてくる。そう思うと先週の『水曜日のダウンタウン』のドッキリはとても怖かった。いわゆる枕営業を提案されるのではないかという怯えの表情が生々しかった。

今日配信された星野源の新曲「光の跡」がとても良かった。


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12月28日(木)

仕事納め。15時で仕事が終わったので晴れ晴れとした気持ちで本屋に行った。和山やま『ファミレス行こ。』と薄場圭『スーパースターを唄って。』2巻を買い帰宅。『相席食堂』『テレビ千鳥』『チャンスの時間』を観て千鳥まみれの時間を過ごした。『テレビ千鳥』の「玉デニム」と「カニ玉」にめちゃくちゃ笑い、自分はいつまでこんな下ネタで笑い続けるのだろうかと思った。

ランジャタイMCの『ブチギレ-1グランプリ』が面白かった。本当に大声を出している人を見たら怖くて仕方がないが、フィクションであると分かった上で見る、同時に色々な人が大声を出している状況はどうしてこんなにも面白いのか。

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12月29日(金)

あまりにも晴れていて、お正月が一足先に来たような日だった。仕事がある日の朝は憂鬱だが、同じ朝でも休みの日はなんでもできるような気分で目が覚める。午前中から『トーク・トゥ・ミー』を観に行った。


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降霊が明確にドラッグの比喩として扱われていて、ティーンたちがアルコールもドラッグもなしにハイになるのだ。呪いによって徐々に生と死の世界が曖昧になっていく演出も上手かった。映画を観終わり、そのまま歩いて本・中川へ行った。

本・中川

お店の場所が変わってからは初めて訪れた。良い雰囲気と品揃えで店主の方も優しい。nakabanさんの展示も開催されていた。年末年始のお供に『さがるまーた』、『生活フォーエバー』、台湾特集の『ランバーロール』を購入した。

13時も過ぎ、お腹が空いたのでキッチン南海でカツカレーを食べた。映画を観て、本屋へ行き、キッチン南海でカツカレーを食べるなんて理想的な休日にもほどがある。年の瀬の街の中をうろうろと散歩し帰宅した。

長すぎるセブンを見かけた

鬼越トマホークのYouTubeで永野ゲスト回がとんでもなく面白かった。永野の悪口の精度の高さとエンタメとのバランスがあまりにも良すぎる。1時間があっという間だった。


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12月30日(土)

年末のみ一般に解放されるとのことで、朝8時に市の公設市場へ行き、蟹やブリを買った。そのまま祖母のいる老人ホームへ行った。会いに行くたびに、「大きくなったねえ」と言われる。もう祖母は95歳で、先日亡くなった祖父と夫婦であった。その場での会話は成立するが、数分後には同じことを聞いてきて昔のことしか覚えていることができないのだが不思議と祖父が亡くなったことは記憶しているのだ。亡くなったのがいつなのかは覚えていないが、亡くなったという事実は記憶している。また来るねとさよならをした。次に会った時はまた「大きくなったねえ」と言われるのだろう。

夜はかつ玄でカキフライを食べた。

最高

かつ玄のカキフライは牡蠣が数個くっつけられて揚げられているので大きく満足感がある。もちろん美味しい。一年に一度の楽しみ『正解は一年後』を観た。こんなくだらないことをしている有吉とバカリズムが明日紅白の司会と審査員をしているとは思えない。

ツイッターで、オードリーから気持ちが離れていっているというブログが話題になっていた。どこか分かるような気もするし、実際この半年くらいはラジオを聴かなくなってしまった。でもこれはオードリーが悪いとかそういう話ではなくて、誰でも好きなものとの距離は近くなったり遠くなったりする。たまたま自分の中の人生のそういう時に一方的に伴走者としていただけなのだ。自分の中ではかつてのバナナマンや星野源もそうで、ゆっくりと距離が離れていってもかつて好きであったという気持ちは残り続けていると思いたい。

12月31日(日)

朝から雨。ここ数日の晴天も大晦日までは持たなかった。どこへも出かけず部屋の掃除をしていた。数日前から鼠蹊部が痛く歩くのがしんどい。これは病院に行くべきなのか悩む。しかし、部位が部位だけに診察時の恥ずかしさもある。数年前に前立腺炎になった時はおじいちゃんの医者にお尻の穴に指を入れられたわけでそれを超える恥ずかしさはもう無いはずだと信じたい。

夜は紅白を観た。冒頭からバカリズムが昨日の『正解は一年後』でやると言っていたポーズをしていて笑った。そして、不意に出てきたアルピーと平子さんの居合い斬りに笑いながら変な感動をしてしまった。浜辺美波と橋本環奈の歌、寺尾聰、けん玉失敗からのエレカシ、NewJeans、緊張して歌う有吉、そして実質大トリYOASOBI「アイドル」のアイドル大集結があまりにもハイコンテクストで痺れてしまった。こういうものを紅白に期待したい。

年明けすぐのEテレで柴田聡子が辰年の歌を歌っていた。新年最初に聴いた曲が柴田聡子なのは嬉しい。たなくじをした。

太田さんが出た。嬉しい。

今年は、10年近く住んだ東京を離れて地元に戻ってきた。東京への想いはまだまだ自分の中にはあって、地元で生きていくというこの現実をどうにか肯定するために今の生活に向き合おうとしている。来年は30歳になる。だからなんだという話なんだけれど不安はあって、でも自分の人生は自分のものでしかないのでどうにかこうにか生きていくんだと言い聞かせている。