記録

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2023年11月20日〜11月26日

11月20日(月)

職場で全社員の前で自己紹介をしなければならず緊張した。マイクを持って話すなどいつ以来かわからず、声量をどの程度発すればいいのか脳内でイメトレを繰り返した。少し小さめの声で話せばいいのか、普段通りでいいのか分からない。大きな声になってマイクが変な感じになるのだけは避けたい。結局、普段通りの声量にしたら問題なかった。

明日から夜勤になるので逆に夜更かしをして昼夜を逆転させようと思ったが眠くなってしまい24時頃に就寝。

 

11月21日(火)

今日から夜勤のため昼間はだらだらと過ごした。お昼は近所のチャイニーズレストラン油家で日替わり定食を食べた。このお店は昔から家族で通っていて、どれも美味しいのだが個人的に黒酢の酢豚がお気に入りだ。ちょうど日替わり定食の内容が黒酢の酢豚だったので迷うことなく注文。やはりめちゃくちゃ美味い。

ツイッターで漫画家の増村十七さんが、柴田聡子はどうしてもっと津々浦々に行き渡ってないのかと書いていて、まじでそう!と思った。もちろんメジャーではあるとは思うがもっとこう突き抜けた売れ方をしてもいいのではと超名曲「涙」を聴きながら思った。


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齋藤なずな『遡る石』が本当に素晴らしかった。もし自分が物語を書くならこんなものを書きたいと思った。

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19時から仕事。昼間に多少は仮眠を取ったものの、やはり勤務中は眠くて仕方なかった。数年前はほぼ毎日のように夜勤をしていて、その時に味わった多くの人が寝静まった時間に働いているというどこか特別な感覚を久しぶりに思い出した。あの時はいつも深夜の公園で休憩をしていた。EMCの「東京で考え中」なんて聴きながら。遠く昔のようだ。

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11月22日(水)

朝7時に仕事を終えた。外に出るととても晴れていて眩しい。駅のホームで白い息を吐きながら電車が来るのを待った。朝の日差しが暖かく、目をつぶるとその気持ちよさと寝不足でうとうとした。通勤や通学で混み合う電車に乗り、今から仕事や学校へ行く人たちを横目にこれからベッドで眠ることだけを考えた。帰宅後、朝ごはんだけ食べてすぐに眠り、起きたり寝たりを繰り返して16時頃にベッドから出た。叔母から北海道土産のノースマンというお菓子を貰っていたので食べた。ノースマンの中でも生ノースマンというなかなか買えない商品らしい。なんでも生を付ければいいと思うなよと思いながら食べたが美味しかった。

なんでも生をつければいいと思うなよ

シャワーを浴びたりして昨日と同じ時間に仕事へ。夜勤をしていると永遠に1日が終わらない感覚になる。1日のループに閉じ込められているかのよう。深夜、職場の窓から見える山の斜面に点在する家々の明かりが美しくて写真を撮ったがまったく綺麗に写らなかった。

 

11月23日(木)

7時に仕事を終えた。昨日と打って変わり、駅のホームでまどろむ余裕のないほど寒かった。しかし、電車が温かく祝日で人もあまり乗っていなかったため、車内でうとうとした。足元の暖房は時に気持ち悪いが時に眠りの世界へと誘う。

帰宅し、ベッドに入り12時頃に目が覚めたがそこからまったく眠れなくなってしまい、結局家を出る18時までに3時間ほどしか睡眠を取れなかった。毎日、自分の時間をまったく取れずにただ昼間寝るだけの日々に絶望。強烈な怠さを抱えたまま仕事へ。コンビニで眠眠打破を購入し、休憩中に飲むなどした。深夜3時4時あたりが眠さのピークで、5時になると眠気が無くなってくる。体が自然に朝だから起きようとしてくれているのだろうか。眠眠打破の効果むなしく、やはり仕事中うとうとしてしまった。眠気に効果があるという指のつぼを押し、それでも眠くなるのでそのつぼの場所を、もはやちぎれるんじゃないかというほどに爪でつまみ倒した。

 

11月24日(金)

なんとか眠さに耐え、仕事を終えて8時頃に帰宅。即就寝。14時頃にぼんやりと目を覚まし、布団の中で寝ているのか寝ていないのか曖昧な感覚のままいた。19時から再び仕事へ。今日は朝4時には仕事が終わるかもしれないとのことで帰りの電車がないので車で会社へ向かった。夜勤も4日目となれば体は自然に慣れてくるもので、さほど眠くならなかった。

 

11月25日(土)

朝4時に仕事を終えると、車のフロントガラスは凍っていた。暖房を入れて溶けるのを車内でしばらく待つ。まだ外は暗く、車のまばらな国道を走る。なんにもしていないのに何故だかとても心が満たされている感覚になる。国道沿いに煌々と輝く、24時間営業の牛丼屋の看板に誘われるように駐車場へ車を停めて店内へ。牛丼を注文し席で待つ。パッヘルベルのカノンとともに「松屋は午前5時をお知らせします」のアナウンスが流れた。番号が呼ばれて、誰もいない店内でひとり牛丼を食べる。生きている実感がした。家への道を車で帰る。静かな自宅に帰ってきて、着替えてベッドに入る。夜勤に慣れてしまったせいで変に目が冴えてしまい、外が明るくなるのをしばらく眺めていたがいつの間にか眠ってしまった。

目を覚ますともう午後で、シャワーを浴びたりご飯を食べたりして美容院へ行った。美容師さんが方向音痴で最近流行りのオープンワールドのゲームができなくてスイッチのポケモンでつまずくという話をしてくれて、他愛もない雑談で最高だと思った。あとは、絶叫系のアトラクションが苦手だからジェットコースターにお金払うなら少し高いものを食べたほうがいいという話もした。

帰る時には空は薄暗くなり、空はオレンジ色になっていた。うっすらと見える月は満月だ。ふと、今日の僕は朝焼けも夕焼けも知っているのだと気がついた。

 

11月26日(日)

やはり夜勤の疲れが溜まっていたようで、10時くらいまで寝てしまった。今日はとにかく休むぞと決めていたので『水曜日のダウンタウン』『チャンスの時間』『テレビ千鳥』『相席食堂』『有吉クイズ』『マツコ&有吉 かりそめ天国』を観るなどした。『有吉クイズ』は深夜に戻ってくれて本当に良かった。ゴールデンの時はまったく別番組になってしまったので深夜帯はくだらない企画をやり続けてほしい。

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かりそめ天国は、藤岡弘とどぶろっくのペアがとても良かった。どぶろっくを可愛がる藤岡弘最高。

江口を可愛がる藤岡弘

話題になっていた『ニッポンおもひで探訪〜北信濃 神々が集う里で〜』を観た。前半の違和感の回収の仕方が構成として素晴らしかった。なにより、ちゃんと記憶を残そうとするドキュメンタリーなのがいい。正直、近年のテレ東のモキュメンタリーがどうも苦手なので(めちゃくちゃ面白いとは思うし観てはしまうが)モキュメンタリーを逆手に取っていて良かった。

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