記録

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4月25日

土曜日だが、かれこれ1ヶ月以上通っている病院へ行くために早く起きた。午後は休診になってしまうからだ。前回、精密検査をしてその結果が分かる日だったのでどきどきしながら診察室へ向かった。結果は原因不明だった。なにも引っかからなかったらしい。しかし、痛みは継続してあるのだ。また薬が変わった。4度目の薬の変更だ。病院を変えるべきか悩むが検査でなにも出ないことには他のところへ行っても同じなのだろうか。

帰りに、なか卯で親子丼を買って帰った。お昼を食べながら、ラジオクラウドで『空気階段の踊り場』のアフタートークを聴いた。50分近くに渡る例の寿司泥棒についての話は面白かったが、オズワルド伊藤が本当に怒っているようで少し怖かった。早速、病院で貰ってきた薬を飲んだ。ベッドで横になりながら『有吉クイズ』と『有吉の壁』をひとり笑いながら観た。『有吉クイズ』での、手術の布に覆われたおでこだけ出た有吉が面白かった。薬の副作用なのか異様に眠くなってしまい、いつのまにか夕方まで眠ってしまった。夜は、ナポリタンを作ろうと思っていたので午前中に病院へ行った時に具材を買ってきていたのだが料理を作る気力とお腹が空いておらず、セブンの冷凍たこ焼きを食べた。相変わらず最高に美味しい。

NHKの『SWITCHインタビュー』を観た。柳家喬太郎師匠と伊藤亜紗さんの対談だ。どちらも好きなので楽しみにしていた。伊藤亜紗さんの、言葉と身体の関係や視覚についての話は本当に興味深い。日陰と日向を視覚的に捉えると明るさで考えてしまうが、目が見えなかった場合は暖かさと冷たさで違いを感じているかもしれないなどの話は、見える見えないで世界の捉え方がまったく違うのだろうなと想像できて面白い。考えて想像することは面白いし大切なことだ。最後に喬太郎師匠が、「勉強というより豊かになった」と言っていて本当にそれがいちばんだよなと思った。頭が良くなるために何かを学んだり観たり読んだりするのではなく、少しでも目の前の生活を現実を豊かに生きていけるようにそういった行いをするのだ。豊かになるとは、ただ自分だけのことではなく、他者を想像できるようになることも同じだ。

24時からロロ『窓辺』の配信を観た。先週も観ているが何度観ても良い。寝る前に薬を飲んだ。世間はコロナで大変なことになっているが僕は原因不明の細菌と戦っている。新しい薬、効きますように。