記録

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2017年の終わりに

もう2017年も終わりらしいです。今年はなにか大きな変化があったかと言われればなにもないわけですが、就活にまつわるごたごたが面倒でした。とりあえずは来年から働くわけで、それに伴って新居への引越しも来年の1月にします。引っ越すと決めてから大学4年間住んだ高円寺が途端に名残惜しくなり、12月は高円寺の美味しいものにラッシュをかけていた。インド富士子のカレーや、七面鳥のカツカレーとオムライス。

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七面鳥のオムライスは本当に絶品なので、高円寺にいる間にあと3回は行きたい。何度も行ったお店といえば西荻窪にある越後鶴屋で、つい最近も買いに行った。ここのイチゴ大福を食べるために、嫌々教習所に通っていたようなものだ。

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この前食べた時は、イチゴが期間限定の紅ほっぺでいつも以上に甘く美味しかった。他に食べ物で最近美味しかったのは、新宿のタイ料理屋バンタイのパッタイが今まで食べたパッタイの中で1番美味しかった。

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今すぐにでもまた食べに行きたい。

これを書いている2日前に実家に帰ってきた。帰省する電車の中で、木下龍也、岡野大嗣による歌集『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』を読んだ。高校生の目線から切り取られる物語のような歌集。個人的には岡野大嗣さんの短歌の方が好き。好きな短歌を3つ選んでみた。

「目の前を過ぎゆく人のそれぞれに続きがあることのおそろしさ」

「起き抜けのカーテン越しの夕焼けにぎりぎり今日を拾ってしまう」

「体育館の窓が切り取る青空は外で見るより夏だったこと」

木下さんの短歌ではこれが好きだった。

「キスまでの途方もなさに目を閉じてあなたのはじめましてを聞いた」

ちなみにこの歌集には、舞城王太郎の短編小説が2つ載っていてどちらも素晴らしいのだが、そのうちの1つが、女子高生が短歌を詠む物語で、ロロのいつ高シリーズvol.4『いちごオレ飲みながらアイツのうわさ話した』を彷彿とさせた。ロロのいつ高シリーズの新作がそろそろ観たくなってきた。 

年末年始はバラエティ番組が豊富で毎日飽きない。『有吉の壁』『クイズ正解は一年後』が相変わらず面白かった。芸人が自由に好きな笑いをやっている番組が好きだ。年始は『ゴッドタン』に『キングちゃん』と楽しみなものが目白押し。

この前台湾に行った際に使った写ルンですを現像したら、いつ撮ったか覚えていない写真があった。秋頃に散歩しながら撮ったものだろう。黄色く紅葉した葉が美しいと思ったのだろうか。

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そろそろ2017年最後のブログを終わりにしようと思います。今年のベストとかは特にやらない派なので書きません。というよりベストをつけれるほどあらゆるものに触れていない。たくさん観に行ったものは限られていて、相変わらず演劇で、50本ほど観た。映像作品で個人的に好きで何度も観たものがNetflix『マスター・オブ・ゼロ』シーズン2の「ニューヨーク、アイラブユー」でした。本当にこの作品が好きだ。この作品を先ほどの岡野大嗣の短歌をアレンジして表現するならば、「目の前を過ぎゆく人のそれぞれに続きがあることの愛おしさ」になる。

来年からは社会人になるわけで、色々と変わることもあるのだろうけれど何か好きなことを1つだけでも継続していけたらいいなと思います。