記録

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京都やロロのいつ高など 11月7日〜11月13日

月曜日

大学で授業を受けた後にバイト。とくに面白いことはなかった。

 

火曜日

昼頃から飛行機で大阪へ行った。ゼミの自主参加の授業のためだ。自分は水曜日から参加する予定だったのでこの日は京都まで移動して観光した。あいにくの雨だったのだが、ちょうど紅葉の季節なのでお寺に行くことにした。ちょうどこの日から永観堂というお寺でライトアップが始まるということなので行ってみることに。

初めて行ったお寺だったのだが、池に色づいた葉が映っていて綺麗だった。

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こういうそれっぽい写真を撮ってはみたものの、あまりにもそれっぽ過ぎて撮っている自分が恥ずかしくなった。

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雨のせいか人もあまりいなく、ゆっくりと見ることができた。

夜は京都に住んでいる友達とご飯を食べた。おしゃれな創作京料理のお店に連れて行ってくれたので緊張した。お互いに来年から就活が始まるのでこれからのことを話した。自分に自信があって、進むべき方向性が定まっている人が羨ましい。夕飯を食べ終え、さよならをした。

 

水曜日

朝から大阪のとある高校に、高校演劇の指導で有名な先生の授業見学に行った。本当に刺激的で素晴らしい授業だった。基本的には演技というよりも身体の運動なのだけれど、常に空間を意識した指導に驚かされた。こんな授業を高校生の時に受けたら、今後の人生であらゆる物事に対する見方が変わってくるのではないだろうか。

これは先生の指導とは関係ないのだが、楽しそうに体を動かす高校生たちを見て無性に感動してしまった。彼ら彼女たちの運動が生に直結している様子と、どこまでも開かれた可能性に向かって全力で取り組む姿勢に泣きそうになった。大阪に行った甲斐があった。

授業を見た後は京都に戻った。夜からお芝居を観る予定だったのでそれまでの間、嵯峨の大覚寺に行った。ここはいつ行っても比較的人が少ないので好きなお寺だ。

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ここでもそれっぽい写真を撮った。

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永観堂ほどは紅葉していなかったが派手過ぎない感じが良い。

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 大覚寺から帰ってくるバスの中でもそれっぽい写真が撮れた。 

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夜にロームシアターという劇場で庭劇団ペニノの『地獄谷温泉 無明の宿』を観た。とんでもないものを観てしまった。こんなにも圧倒されるお芝居は久しぶりだ。この感覚は観た人としか共有できないのではないか。今年の岸田國士賞受賞作であるわけだが、戯曲だけ読んでもこの凄さは理解できないと思う。

お芝居を観たそのままの足で夜行バスに乗って東京に戻った。

 

木曜日

朝、新宿に着いてそのまま大学に行った。夜行バスの疲れでひたすらに眠かった。夕方からのバイトもだらだらやってしまった。

 

金曜日

AマッソがM-1の準決勝に進出していた。これは嬉しい。どうにか決勝に進んでほしい。もう売れる未来しか見えない。ランジャタイが敗退してしまったのは悔しい。あの漫才がテレビで披露されれば、何かが少し変わるのではないだろうか。あとは、アルピーのラジオで話題のまんじゅう大帝国も動画で見たのだがめちゃくちゃ面白い。またAマッソの話に戻るのだがやはり何度見ても面白い。

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 番組の企画でリズムネタを作らされているのだが、縛られた枠の中でもAマッソらしいネタで本当に最高だ。盛り塩や防人などのチョイスが素晴らしい。

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土曜日

課題をやったりごろごろしていた。

 

日曜日

横浜STスポットでロロの『すれちがう、渡り廊下の距離って』を観た。いつ高シリーズの3作目。今回も素晴らしかった。ああもう「距離」が世の中すべての物語を生んでいるのではないかとさえ思った。渡り廊下を始めとするどこかとどこかを繋ぐモチーフの点在とその往復にたまらなくなってしまった。「楽しい会話ってワープかよ」というセリフも大好きだ。会話だって往復なのだ。大場みなみ演じる白子が篠崎大吾演じる太郎に写真を渡す場面があった。その写真は全て太郎の元彼女との思い出の場所である。ロロ主宰の三浦直之が一貫して描き続けている、好きだったという気持ちはずっと消えずにそこに在り続けるという象徴のようであった。あとは、白子と太郎がひもQによってつながったシーンもおかしいのだがグッときた。本当にこのシリーズが大好きなので語り出せばきりがない。毎度のことながらキャストも最高だった。なかでも大場みなみの役は現実にこんな人がいたら好きになってしまう。特に声がいい。ロロの舞台にでる役者はみんな声が良いように思う。とにかくこのいつ高シリーズがずっと続くことを祈るばかりです。