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記録

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小沢健二や君は永遠にそいつらより若いなど 10月19日~10月25日

 

 月曜日。バイトでクレーマーに遭遇する。バイト先はチェーンの喫茶店で基本的にはサラリーマンか年配のお客さんがメイン。いつものようにレジで会計をしていたら70代ぐらいの人に「ここで仕事をしてもいいのか!俺はリラックスしに来てるんだ!」といきなり怒鳴られる。その人いわく自分の隣の席で2~3人のサラリーマンが打ち合わせをしていたのが目障りだったらしい。喫茶店の利用目的なんて人それぞれなわけだからサラリーマンに注意できるわけでもなくどうしようもない。それでも老人は20分ぐらい文句を言い続け帰って行った。こういうことはよくあって、いつも思うのはそのクレーマーに対しての怒りよりも、年とりたくないなぁなんていう漠然としたもの。そして、あのおじいさんにも若いときがあったということ。おばあさんだったらかつては少女だったのだなと思う。

 

 火曜日。大学で講義を受けたあと、早稲田松竹に「マッドマックス 怒りのデスロード」を観に行く。劇場、飛行機で1回ずつ観たので今回で3回目の鑑賞。大きなスクリーンで再見して思ったのは色の鮮やかさ。やっぱり3Dだと映像の細部も見落とすし、色味も失われる。今回2Dで観れてよかった。でもまぁ、どっちにしろ面白いことには変わらないのだけど。一種のカルト的映画をリアルタイムで観れていることが嬉しい。

 

 水曜日。大学では特に面白いことはなかった。しいて言えば佐々木敦が講義でM・ナイト・シャマランの新作、ヴィジットを激押ししていたことぐらいか。夜は眠れなかったのでユーチューブでひたすら小沢健二の動画を見る。

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 この動画の幸せしかない空間がうらやましくてしょうがない。最近は名盤「LIFE」を聴かない日はない。結局のところ、「さよならなんて云えないよ」が好きなのだけれど。

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 木曜日。池袋に「キングスマン」を観に行く。期待通りで面白かった。でも前評判を聞いていたせいか期待に沿っただけでそれ以上をいくわけではなかった。ある一定の水準の良さを超えてからが1番難しい。帰宅してから今さらながらピクサーの「レミーのおいしいレストラン」を観る。やっぱりピクサーは天才でした。あの設定だったら話のもっていきようはどうだってあるのに評論家の話に絞るあたりがすごい。本来のタイトルの「Ratatouille」にも感心した。ちなみにトイストーリーシリーズを抜けば「カールじいさんの空飛ぶ家」(これも原題がUpというので感心する)がピクサーの中で好き。物語の核となる部分の発端がボーイミーツガールだから心を動かされる。ボーイミーツガールといえばロロの新作公演のテーマが「まなざし」らしく、それに関する三浦直之の言葉が良かった。

 

あの子をみている誰かを、別の誰かがみつめてて、その誰かのことだって、きっと誰かはみつめてる。(なるたけ気持ち悪くない方向で)

  

 この言葉だけで物語が浮かび上がってくるようで公演が楽しみでしかたない。

 

 金曜日。津村記久子の「君は永遠にそいつらより若い」を読み終わる。

君は永遠にそいつらより若い (ちくま文庫)

君は永遠にそいつらより若い (ちくま文庫)

 

  この著者の作品は「ポトスライムの舟」と「ミュージック・ブレス・ユー」しか読んだことがないけど、後者寄りの作品だった。日常の中では見えないなにかをみんなそれぞれ抱えながら生きているのだなと思うのと同時にそれに寄り添うこと、理解することの困難さを感じた。淡々とした文体で描かれる日常の裏の暴力は恐ろしい。

 

 土曜日。Huluでウォーキングデッドシーズン6の2話を観る。相変わらず見逃せない展開で飽きない。なにか新しいドラマを見始めようと思ってプリズンブレイクに手を出す。面白すぎて止まらなくなる。主要キャラの囚人全員に家族がいるのがずるい。しかもドラマだから各キャラの背景まで丁寧に描かれていてどんなに悪党でも感情移入してしまう。

 日曜日。プリズン・ブレイクのシーズン1全20話を観終わる。シーズン3で中だるみするらしいが引き続き見続けることにしようと思う。今思い返してみるとブレイキング・バッドめちゃくちゃ面白かったな。