記録

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月9が相変わらず良い話など 1月25日~1月31日

 

 月曜日

 「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第2話を観る。コインランドリーでの高良健吾演じる曽田練と有村架純演じる杉原音の同じ動作の反復や、バスと電車のすれ違いなどでいちいちこちらを切なくし胸をドキドキさせる。マジックテープの財布のシーンも思わず画面から目をそらしたくなるほどつらい。こういう細かいところが素晴らしい。どこまでが坂元裕二の脚本の力なのだろうか。並木道子の演出の力も大きいのではないかと思う。練のおじいちゃんとの電話のシーンではわかっていながらも泣いてしまった。それを静かに見つめる有村架純という構図も胸にくる。地方から東京に出てきた若者たちが主人公の時点で明白なのだけれど毎回描かれているのは「距離」だと今更ながらに気が付いた。場所と場所の距離はもちろん、人と人の心の距離、第1話での手紙も時間を超えた距離であるしなにより今回の第2話のラストでの西島隆弘演じる井吹朝陽のセリフからも距離を意識したものが見て取れた。あとは、練と音の口から発せられる「東京で頑張ってるから」の言葉の重みに胸が痛くなった。自分はなんにも頑張ってないやと泣きたくなった。

 

 マカロニ・ウェスタンに絡めてレポートを書くために「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」を観る。

 とにかくクリント・イーストウッドがかっこいいという言葉に尽きる。自分の年代としては年をとってからの印象しかないが若い時からかっこよかった。初めてスクリーンでクリント・イーストウッドを観たのは「グラン・トリノ」だった。予告を見ただけで泣けてくる。

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 生まれて初めて一人で映画館に観に行った作品なので鮮明に覚えている。たしか中3か高1だった気がする。隣りにはカップルが座っていた。しきりに鼻をすすっている僕を見かねてそのカップルがティッシュをくれたことまで覚えている。たぶん花粉症の季節だったのだろう。こんなどうでもいいことまでイーストウッドと名前を聞いただけで思い出してしまう。それ以降監督作品は見続けている。もし亡くなったらかなりショックを受けるだろうなぁ。春休みに入ったら監督作・出演作ともに見返してみよう。

 

 火曜日

 シソンヌのライブ「trois」をレンタルしてきて見た。年末の単独ももちろん面白かったのだがその比じゃなかった。DVDなのに思わず体を乗り出して食い入るようにコントを見ていた。すべてのコントが現実に裏打ちされていてなおかつ面白い。今更見た僕が言うのもなんだけど見てない人は本当に見たほうがいい。見終わってすぐにDVD買うことに決めた。

 

 水曜日

 大学で教場レポートの試験だった。

 

 木曜日

 朝から教習所に行った。帰りに西荻窪の大好きなお餅屋、越後鶴屋でいちご大福と桜餅を買って帰った。

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 家に着いたらお茶を淹れて早速食べた。いちご大福は何度食べても美味しい。今誰かの家に持っていきたい個人的お土産ランキング心のベストテン第1位はこのいちご大福です。桜餅も皮が薄めで餡がしっかりしていて美味しかった。ひたすらレポートをやった。

 

 金曜日

 大学で講義を受けただけ。

 

 土曜日

 家でレポート。寒かったので夜は鍋にした。

 

 日曜日

 ロバート・ゼメキスの「ザ・ウォーク」を観に行く。

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 どうしてもIMAX3Dで観たかったのでとしまえんのユナイテッドシネマまで行った。見事に空いていた。アトラクションムービー的な感じで観に行ったのだけどそんなことなくてなにかの魅力にとりつかれてしまった人の狂気を描きつつ青春映画としても成り立っていて面白かった。もちろん綱渡りのシーンではハラハラして、もう早く渡り切ってくれ!と心の中で訴えかけていた。