朝起きて、チーズオムレツを作って食べた。贅沢に卵を3つも使った。明後日から仕事が始まるのでヤケになったように卵を割った。ふわふわのオムレツができた。今日もとくにやることがないのでだらだらと過ごした。ポストを覗くと、植本一子さんの『個人的な三月 コロナジャーナル』が届いていたので夢中になって読んだ。夕方、いつもの散歩へ出た。スマートレターを求めてローソンを数件巡るも見つからず、ダメ元で100円ローソンへ行ったら売っていた。勝手にないものだと思い込んでいた。スーパーへも行き、合挽き肉を買った。今日の夕飯は、キーマカレーにするつもりだった。家に帰り、これまただらだらとした後にキーマカレーを作り始めた。今回は、電子レンジだけで作ることのできるキーマカレーにした。このレシピは何度も作っているので慣れたものだ。ご飯の上にキーマを乗せ、最後にさらに生卵の黄身を乗せてできあがり。もう一品は、タラの芽の天ぷら。親が送ってきたものだ。タラの芽には、はかまという根っこの硬い部分があるのでそこを剥がして少し切り、小麦粉と片栗粉と水を混ぜた衣を作り、タラの芽を絡めて揚げて天ぷらの完成。キーマは予想通りの味だったが、タラの芽の天ぷらは本当に美味しかった。ふわっと広がる若干の苦味がたまらない。タラの芽を食べると、なぜだがおばあちゃんの家を思い出す。遊びにきた孫をもてなすために天ぷらをたくさん揚げていて、その中にタラの芽の天ぷらもあったのだろう。デザートにどら焼きを食べた。昼間ローソンを巡っているときに、あんこが溢れんばかりに入ったどら焼きを見つけ思わず買ってしまったのだ。サランラップに包まれていて、まるでおばあちゃんが作ったようなどら焼きだ。そこにバターをひとかけら挟んでレンジで数秒チンして食べたら絶品だった。こんなことをしていて太らないわけがない。日に日に体が重くなっていく。