記録

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4月19日

昨日は朝方まで起きていたため11時ごろに目が覚めた。寝起きに携帯を見ると大学の頃からお世話になっている先生からメールが来ていた。大学生の時はもちろん、卒業してからもずっと気にかけてくれる恩師だ。なぜだか数日前に元気でいらっしゃるだろうかとぼんやり思っていたところだったので驚きと嬉しさがあった。大学はすべてがオンライン授業になるそうで準備が大変そうだ。もし自分が生徒だったら自宅で集中できる自信がまったくない。だらけてしまう。先生とは、演劇を観に行くとばったり劇場で会うことが多かった。しかし今はそんなことも起こりえない世の中になってしまった。つい1ヶ月前までは当たり前のように演劇もどこかで上演されていたし映画も上映されていた。早く、観たいものが当たり前に観れる世の中に戻ってほしい。どうしても家に閉じこもっていると、どこかで誰かが生活をしているという実感が薄れてしまいがちだがこうして誰かから文面で近況が送られてくると、それぞれ個々で生きているのだなと安心する。だらだらと布団から出てきて前の日に買っていたドーナツを食べた。家で本を読んだりして過ごし、買い物へ出た。今日の夕飯はバターチキンカレーにしようと思っていたので、鶏肉とヨーグルトを買った。自宅には常時トマト缶があるので必要なし。トマト缶さえあればなんでも作れるのでストックするようにしている。家に帰ってきて、早速作り始める。今日の料理中のラジオは、『伊集院光深夜の馬鹿力』だ。鶏肉とヨーグルトをジップロックに入れ、カレー粉をまぶして揉み込む。玉ねぎをみじん切りにして炒めてトマト缶と水を入れ、カレー粉、バターを加えて煮込む。そこにヨーグルトで漬けた鶏肉を加えさらに煮込んで最後に少し牛乳を入れて出来上がり。久しぶりに作ったのだがとても美味しく作れた。ロロのYouTube配信演劇、『窓辺』を観た。こんな状況だからこそ生まれる演劇であると同時に、「距離」についてはずっとロロが描き続けていることだからうまく取り入れて凄いなあと思った。深夜は、『欅って、書けない?』と『日向坂で会いましょう』を観た。けやかけは、渡辺梨加と長沢菜々香の2人ロケを楽しみにしていたがパン屋の主人が最悪だった。あのパン屋は社会の悪いところを煮詰めたような空間だ。まるで新社会人へのパワハラ研修を見ているようではないか。大きな声で怒ることは優しさでもなんでもない。小学生の時に入っていた少年野球の監督を思い出して辛くなった。僕も大きな声を出すことができなくて散々怒鳴られた。お前なんかずっとグラウンド走ってろと言われて何時間も走らされたこともあった。そして監督の元へ行き、もう一度やらせてくださいと謝りに行くのが通例となっていた。監督は満足そうにして、いいじゃねえかと再び練習に参加させるのだ。小学生ながらこの茶番に苦しさを感じていた。今週のけやかけは、そんなことを思い出させた。よく、怒らない人は相手に期待してない冷たい人なんて言われるが、そんなの無闇に怒ることを自制できない自分を正当化しようとしている言い訳にすぎないと思う。それにしても、なーこちゃんの卒業は日向坂の井口と同様に寂しいものだ。ひなあいは、打って変わって幸せな時間だった。みんな生き生きとしている。布団に入り、スマホで原稿を進めた。目処が見えてきたので、明日の締め切りにはなんとか間に合いそうだ。