久しぶりに書きます。これまでは毎週書いてきたのだけど就活とは恐ろしいものであらゆる余力と時間を奪っていくみたいです。特に就活に重きを置いているわけではないのにいつの間にか映画を観に行く回数も減り、舞台もあまり観に行っていません。気持ちに余裕がないとこういうものを楽しめないというのは本当かもしれません。しかし、よくいる就活生が吐く「落ちまくって人格否定されてるみたいだわー」のようなセリフは言いたくないので頑張ります。
とは言いつつも楽しめることは楽しんでいる。最近は本多劇場へシソンヌの単独ライブ『six』を観に行った。ここ数年毎回観に行ってるけど完成度が年々高まっている。一つのボケやワードが面白いとかじゃなくて全てが面白い。個人的には、同居人のコントが1番笑った。登場人物にとっては深刻なことでも外から見る人にとってはくだらなくて滑稽に見えるという喜劇の基本的な部分でこんなに笑わせてくるとは。演技力が尋常じゃない。シソンヌとかもめんたるがいるコント界はまだまだ明るい。
ちょうど桜が満開の頃だったので、下北から吉祥寺の井の頭公園へ。
ボートに乗っている人はたくさんいたけれど平日ということもあってか人もあまり多くなくていい雰囲気だった。小さい頃荻窪に住んでいて腐るほど井の頭公園に来ていたので懐かしい。ふらふらしていると瀬田なつき監督の『PARKS』のポスターがあちこちに貼ってあった。面白そうなので密かに期待している。ロロもコラボするらしいので楽しみで仕方ない。帰りに『PARKS』のサントラを買って帰った。
主題歌と思われる「PARK MUSIC」が最高にポップで良い曲。
過去、現在、未来
間違い探しみたいに
少しずつ街並みがシャッフルしていく
次第に
バウスにジョイタイム
タワーレコードのベンチ
バマレコ、ドナテロ
みんなどこか行っちゃった
けど変わらないものもある
100年前からあるこのPARK
胸の奥に秘めたこのワクワク
漫読家もあいかわらずBARK
カズオウメズに輪島のダンナ
Living LegendだってそこらでHang Out
この部分の歌詞はceroの高城晶平が作詞しているらしいです。あとはスカートの「離れて暮らす二人のために」や相対性理論の「弁天様はスピリチュアル」なども良かった。
他に最近はラッキーオールドサンのセカンドアルバム『Belle Epoque』を買った。
まだあまり聴き込めていないのだけど一曲目の「さよならスカイライン」がとても好きだ。
ファーストアルバムがお気に入りの一枚でいまだによく聴くのでこのアルバムも好きになるはず。
他に最近買ったものは川島小鳥『愛の台南』
高円寺の文禄堂で買ったのだけどとても高いところに置かれていて店員にとってもらった。恥ずかしい。そもそも自分が背が低いのもあるけどあれは売る気のない高さだった。読めば読むほど台湾に行きたくなる。一か月前に母と姉が台南に旅行に行ったらしくて土産話を聞いたばかりだったので羨ましくて仕方ない。ちょうど今週のエレ片のラジオでもやついいちろうが台湾に行った話をしていたのでますます台湾に行きたくなってしまった。就活が終わったら必ず行くと心に決めた。
最近はなぜだか新書にハマっていて千野帽子『人はなぜ物語を求めるのか』やさやわか『文学の読み方』などを読んだ。あとはテレ東の『キングちゃん』復活が嬉しい出来事。初回から最高に面白かった。ゴッドタンのようにずっと続いて欲しい。