記録

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1週間のこと 11月28日〜12月4日

先週は1週間のことを書くことができなかった。なにもない日なんてあるわけないんだけど、あまり書くことがなかったのだ。『湯を沸かすほどの熱い愛』という映画を観たのだがあまり面白くなかった。評判が高いようなので期待したのがいけなかった。劇場では号泣している人がたくさんいて若干引いた。あらゆる気持ち悪い表現や演出は、泣くことによって帳消しになるのだろうか。

週末に友達に誘われて就活の合同説明会のようなものに行った。合同説明会というものに不信感を持ちまくっていたのだが、やはり行く必要がなかった。むしろ嫌悪感さえ覚えた。そもそも毎週どこかで行われている就活のセミナーだったり説明会というものは、こちらの不安に漬け込んだ悪徳商法のように思えてしまう。こんなことを言ったところで、すべて就活をしたくない言い訳になってしまうのだが。今週のことを書いていく。


月曜日

大学で授業を受けたあとに髪を切りに行った。散々ここで書いてきたことだが、美容院がめちゃくちゃ苦手だ。入店前から、切ってもらう髪型をどのように伝えるかのシミュレーションを何度もする。そもそもこのシミュレーションをしない人間はいないのではないかとさえ思う。いざ髪を切られ始め、美容師が会話を投げかけてくるも毎度のごとくうまくキャッチボールができない。日常生活でさえ仲の良い人としかスムーズな会話ができない人が美容院というお洒落空間かつ、美容師というまったく異なる人生を歩んできた人と会話を弾ませることができるはずがない。次に生まれ変わるなら美容院で緊張しない人になりたい。なぜだかわからないが、髪を切り終わっても顔に付いた髪の毛を払い落としてくれず、顔中に細かい髪の毛を付着させたまま帰宅した。

帰りの駅のホームで、人混みの中、携帯電話を高くかかげて、左右に振り回している人を見かけた。


火曜日

大学に行った後バイト。一緒に入った人が他店舗のヘルプの人だった。ずっとひとり言を言っていた。ひとり言を言っている人はそのことに対して自覚的なのだろうか。もし自覚的でないならば、自分もよくわからない行動をしてしまっているのではないかと怖くなる。こんな心配はただのめんどくさい自意識に過ぎないのだが、いつになっても消えない。

バイトから帰ってくると、アパートの隣の部屋にスケボーが立てかけてあった。隣に住んでいる人はスケボーを移動手段として使っているのだろうか。ちなみに街中でスケボーに乗っている人を見るとつい笑ってしまう。

今週も『キングちゃん』が面白かった。先週のドラマチックハートブレイク王は特に最高だった。芸人のチョイスが完璧だ。面白いのにひな壇などでうまく生き残れない芸人を、その芸人が活きる企画に置いてあげる佐久間プロデューサーの素晴らしさ。


水曜日

阿部和重の『シンセミア』が面白すぎて日常生活に支障がでている。授業中も家に帰ってきてもずっと読んでいる。めちゃくちゃ厚いので読んでも読んでも終わらない。

amazonプライムビデオで松本人志による『ドキュメンタル』の配信が始まった。早速見たのだが面白かった。芸人10人が部屋に集められて、笑った人が失格というシンプルなルールにも関わらずこれからますます面白くなっていく予感がする。

同じくamazonプライムM-1グランプリを第1回から見た。審査が厳しくて驚いた。めちゃくちゃピリピリしていた。その中で第1回も第2回もおぎやはぎが今とスタンスも変わらずしっかりと面白かった。今では笑い話となっている点数の低さも見れた。何度も出場している笑い飯や千鳥の漫才が回を重ねるごとに面白くなっていくのも感心してしまった。しかしやはり、2007年のサンドウィッチマンが敗者復活から優勝したのは何度見ても感動する。


木曜日

なにをしていたか思い出せない。


金曜日

課題をやっていた。お昼にバーン・イサーンへタイ料理を食べに行った。カオマンガイを食べた。このお店はランチが17時くらいまでやっているからありがたいし、なにより安くて美味しい。

来週から台湾に行くので旅行計画を立てた。2度目になるので台北の観光ではなく、台湾鉄道に乗ってローカル線の旅行にしようと思う。調べているだけで楽しみでしかたなくなってくる。


土曜日

課題をやっていて1日が終わった。 


日曜日

M-1グランプリを観た。個人的にはさらば青春の光を推していたのだが残念だった。しかし全組ほんとうに面白かった。銀シャリの優勝は納得だ。お笑いほど常に新しい表現や発想を追い求めて変化しているものはないんじゃないかと思う。敗者復活ではAマッソを応援していたが案の定順位が低かった。今回の賞レースでかけてないネタをやったように見えた。おそらく敗者復活から決勝にいける見込みがないことを自分たちでも分かっていたのだろう。来年こそはなんとか決勝に進んでほしい。もしくは佐久間プロデューサーあたりがテレビで上手く使ってくれることを望む。その後に放送されたロンハーのM-2グランプリも面白かった。1人で声を出しながら笑った。