ジャムと小倉あんと生クリームという激甘の組み合わせだが、不思議と口の中に甘さが残らずぺろっと食べれてしまった。モーニングを食べて満足し、そのまま新幹線で京都へ。電車の旅行で新幹線を使うことはほぼなかったので我ながら贅沢だ。駅で天むすを買い、新幹線で食べた。
1時間もかからずあっという間に京都へ着く。ホテルへチェックインしてからまず向かったのは「市川屋珈琲」
ここで食べたのはフルーツサンド。
兎にも角にもフルーツサンドが大好きな自分としては最高のお店だ。季節によって異なるフルーツを使うらしく、この時期はせとかなどのオレンジを使ったサンドだった。コーヒーもすっきりとしていてとても飲みやすかった。それにしてもiPhone Xのポートレート機能はめちゃめちゃ綺麗に写真が撮れる。綺麗に食べ物の写真が撮れるだけで楽しくなってしまう。次に向かったのは鴨川デルタ。
ここが関係するあらゆる物語に想いを馳せた後、歩いてちょっと行った場所の豆餅が有名な「ふたば」へ。
豆餅、桜もち、よもぎ餅を買った。夜にホテルで食べたのだが、もちもちとふわふわの中間のようなお餅でとても美味しかった。何個でも食べれてしまう。ふたばでお餅を手に入れた後は、あの有名な「六曜社 地下店」へ。お店入り口のタイルが可愛い。
もちろん、コーヒーとドーナツをいただいた。
ドーナツの表面がカリッと焼かれていて美味しく、コーヒーととてもよく合った。この日はコーヒーを飲みまくっている。六曜社を出た後は、夕飯を食べるためにオムライスのお店「ルフ」へ。ルフオムライスを注文。
一見シンプルなオムライスだが、真ん中には半熟の卵が入っていて、割るとトロッと流れ出てくる。
しかしながら、高円寺の「七面鳥」のオムライスを知ってしまっているのでいまひとつの味だった。オムライスを食べた後は先斗町をふらふらと歩き、バスで誠光社へ。
台湾関連の本が多く、欲しいと思っていた台湾のY字路の本が置かれていたのを見つけ時はテンションが上がった。本を3冊購入し、お店を出たのは夜の20時前。せっかく京都に来たのだからとお寺に行った。この時期に唯一ライトアップされていた東寺へ。
雨も降っていたためか、人もまばらだった。東寺からホテルへ戻り、朝も早かったため、死んだように眠った。
2日目
朝は、「イノダコーヒ本店」へ。コーヒーとレモンパイを食べた。
噂通りにめちゃめちゃレモンパイが美味しかった。ふわふわだ。イノダコーヒを出た後は、何軒かパン屋さんを巡った。特に美味しかったのは、市役所近くにある「グランディール」のパニーニ。色々な種類があり、僕はカプレーゼを食べた。その場で温めてくれるのが嬉しい。美味しいパンを食べながらお茶の一保堂本店へ。一保堂のほうじ茶が好きなのでよく飲んでいるのだけど、お店の中で飲ませてもらったお抹茶がとても飲みやすく気に行った。一保堂へ向かう途中に「村上開新堂」という良さそうな雰囲気のお菓子屋さんがあったので入ってみた。
レーズンとアプリコットのロシアケーキを一つずつ買い、食べてみたのだが素朴な味で美味しかった。この後は、お昼を食べるために四条のあたりへ。キムラのすき焼きを食べるかどうかお店の前で悩む。
しかし、お腹が昼からすき焼きではないと判断したので近くにある「権太呂」のうどんを食べに行くことに。けいらんを注文。
とろとろの卵が美味しく、つゆまで全て飲みほしてしまった。お昼を食べた後は「100000t」へ。
古本、レコード、古着など様々なものが置かれていて目移りしてしまう空間だった。100000tを後にして向かったのは、チョコミントとポップカルチャー愛溢れるお店で有名な「Cafe1001」へ。
もちろんチョコミントパフェを注文。
朝からけっこう食べいるので食べられるかなーなんて思っていたがミントの爽やかさのおかげかぺろっと食べてしまった。幸運にも他にお客さんが誰もおらず貸し切り状態だったので、じっくりとお店の中を見ることができた。とても良いお店だ。一般的に、愛は目に見えないと言われているらしいが、このお店の中にあるポップカルチャー愛は目に見えました。チョコミントを堪能して、歩いて北野天満宮へ。途中、可愛い銭湯があった。
おばあさんが吸い込まれていった。北野天満宮は綺麗に梅が咲いていた。
帰りの電車の時間もあるので駆け足で京都駅へ。17時に京都を出て、青春18きっぷを使い、2時間半ほどで名古屋へ到着。行きの新幹線の快適さが懐かしかった。駅にある味仙で台湾ラーメンを食べた。
辛さ控えめのアメリカンにしたのだがそれでも辛かった。帰りのバスの時間が迫ってきていたので入店から完食まで15分足らずという奇跡的な速さを見せた。胃が燃えていた。時間があれば青菜やチャーシューも食べたかったのでまたの機会に。20時半のバスに乗り、夜の24時に松本に着いて旅行が終わった。
とても1泊2日とは思えないぐらいのたくさんの美味しいものを食べた京都旅行になりました。