今週も一旦就活を休憩中なので暇を持て余していた。水曜日は大学で開かれたトミヤマ先生と清田さんの『大学1年生の歩き方』出版記念のトークを聞きに行った。『大学1年生の歩き方』という本はとにかく優しい。表向きは大学生に向けて書かれた本だけど、生きづらさを感じている世の中すべての人を肯定してくれている。大学生はこうあるべきだといったような常識から外れても大丈夫だよとそっと寄り添ってくれる本だ。世の中にはこんな優しいことを言ってくれる大人もいるのだからなんとか頑張らなければと思う。
木曜日はシアタートラムでチェルフィッチュの『部屋に流れる時間の旅』を観た。会場で又吉を見かけた。ちょうど『劇場』を読んだばかりだったので変に親近感が湧いた。
川沿いで未来からやってきたというネコに会ったけど、これといって特別感はなかった。
- 作者: ふりむいて裕
- 出版社/メーカー: 青林工藝舎
- 発売日: 2017/06/01
- メディア: コミック
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当時の様子は写真でしか見たことなかったので取り壊されてしまう前の姿を見てみたかった。そのまま善福寺川沿いを歩いた。
遠くにずっと白いタワーのようなものが見えていたのでそれを目指して歩いた。
高いところに登ればあのタワーをもっと見れるかもと歩道橋へ行ったがビルが邪魔して見えなかった。ほんとだったら左に見えるはずなのに。
いつの間にか高井戸駅周辺まで来ていた。そこから神田川沿いを歩いた。どこからでも白いタワーは見える。僕にとってこの風景はなんでもないものに過ぎないけれど、もしかしたら誰かにとっては特別な思い出の風景だったりするのかもと想像した。
神田川沿いの高井戸から富士見ケ丘を過ぎて久我山までの道のりは意外にも緑に溢れていて東京じゃないみたいだった。
川沿いの階段は長い。
久我山に着いて向かったのは都営久我山アパート。この珍しい給水塔が見たかった。櫓みたいだ。
アパートも階段が外側に面しているのがたまらなく良い。
いつかそれぞれ違う場所にある団地の番号を1〜10ぐらいまで集めたい。
どこにでも猫はいる。
帰りは足がぼろぼろになってしまったので不覚ながら電車に乗ってしまった。冗談抜きで足の裏の皮がべろべろに剥けてしまって痛過ぎてやばいです。もはや散歩のレベルじゃなかった。来週からはまた就活を始めなければ。