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記録

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羽海野チカの世界展や帰省中のこと

帰省前に、西武池袋で開催していた「羽海野チカの世界展」に行った。

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中学生の時に、姉の本棚にあった『ハチミツとクローバー』をこっそり読んだ時の感情を今も忘れていない。こんなにもあらゆる人の喜びや悲しみを掬う漫画があるのかと心を震わせた。今になって読み返した方がさらにその凄さを実感することが多い。もちろん『3月のライオン』も1巻が発売された頃から追いかけ続けている。恋愛から将棋へテーマを変えたものの、そこでうごめく人々の感情にはなんら変わりない。両作ともに天才の苦悩、凡才の苦悩が描かれいる。そこに注がれる羽海野チカの視線の暖かさは異常といっても言い程だ。いったいどんな精神状態で描いているのだろうか。まさに自身の血をインクにして漫画を描いていると言っても過言ではない。羽海野チカも、はぐちゃんや零くん同様に苦悩の天才だ。傑作における真の共感とは、決して甘ったるいものではなく、悶え苦しむことであるのだ。展覧会では1ページが出来上がるまでの下書きが展示されていたのだが、その書き込みの量が凄まじかった。最終的に出来上がる原稿には、その半分以下のことしか描かれていない。ブラッシュアップの過程が素晴らしかった。

羽海野チカの作品の魅力は何と言っても、キャラクターの可愛さだ。全ての登場人物が愛おしい。原画は、淡い配色がなされながらも、キャラクターはしっかりとした線で描かれていた。力強い線は登場人物たちを反映しているようにも見える。今回の展覧会はグッズも豊富で全てが可愛かった。もし僕が女子だったら買いまくっていた。男だという引け目から何も買いませんでした。


帰省中に、山梨の信玄餅工場に行った。みんなが大好きな桔梗信玄餅のビニールの包みは全て手作業で結ばれていた。

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これから桔梗信玄餅のビニールの包みをほどくときはどこかの知らない誰かが結んだことを思い出すのだろう。


諏訪大社の下社春宮にも行った。

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両サイドには御柱が立てられている。

ここから歩いて数分のところには、岡本太郎が絶賛した万治の石仏がある。

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横からのフォルムが想像より長くて面白い。

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おわり。