記録

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時間の経過や彼方からの手紙など 1月11日〜1月17日

 月曜日

 成人の日。もう21歳なので関係がない。今年22歳だと思うと恐ろしい。もっと恐ろしいのは姉が25歳になる事実。かつては一緒にランドセルを背負って登校していたではないか。時代は違うとはいえ母は25歳の時に結婚したらしいのでその年齢に達することになる。姉が結婚する兆しはまったくないがいずれ義理の兄ができた時のことを考えると困惑してしまう。どう距離をとればいいのだろうか。いつ来るかわからないしもしかしたら来ないかもしれないその時を不安に思う。自分が22歳なるということは置いてきぼりにして。
 個人的な定番メニューとなりつつあるバターチキンカレーを作る。これは毎回失敗せずに美味しくできる。先週のミネストローネは本当にひどかった。同じカットトマトを使った料理なのにここまで違うかと悲しくなった。リベンジしてまた作り直したいがもしまたあの美味しくないものを作ってしまったらと想像すると怖くて作れない。夜はバイト。特に変わったことも面白いこともなく終える。
 
 火曜日
 成人式の次の日だからと大学が気をきかせて授業がなかった。関係ない身としてはただただラッキー。家でずっとかもめんたるのコントを見ていた。YouTubeにたくさんあがっているので飽きない。

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  どのコントでも怖いくらいキャラクターがたっていて本当に面白い。

 

 水曜日

 授業で瀬田なつき監督の「彼方からの手紙」を観た。あまりにも傑作過ぎて心をすべて持っていかれた。映画内にあふれる様々なモチーフにしっかりと意味を持たせる上手さ。そして時間と場所というものの扱い方に泣きそうになった。瀬田なつき作品をしっかり観てみようと決心した。あるシーンでのセリフのリズムがままごとの「わが星」を彷彿とさせた。いやセリフだけでなく時間を飛び越えていく感じはまさに「わが星」だった。あと木下美紗都の主題歌も良かった。

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 授業が終わった後に何人もの生徒が、意味わかんなかったや雰囲気だけの映画だの言っていてショックだった。例え分からなかったとしても黙っていればいいのに。

 

 木曜日

 朝から教習所に行ってからの夕方からバイト。

 

 金曜日

 小説表現の授業が地獄みたいで死ぬかと思った。課題で提出した自作の短編小説をみんなの前で音読して感想を言いあうというもの。とにかく恥ずかしくて声が軽く震えた。東直子先生はいつも通り優しくてひたすら褒めてくれる。むしろその優しさがフォローされてるみたいでなんとも言えない気持ちになった。学生たちは勝手にこの表現はなになにの比喩だとか深読みしていて僕はさもその通りであるかのような相づちを打ったりした。

 

 土曜日

 北村薫の「スキップ」を読み終わる。

スキップ (新潮文庫)

スキップ (新潮文庫)

 

  北村薫の時と人シリーズの1作目に当たる。シリーズと言っても続きというわけではなくて時と人についてを扱っている3作品の枠組みにすぎない。2作目の「ターン」は半年ほど前に読んでいたので今更ながらだが「スキップ」に手を出したわけである。簡単に言えば17歳の女子高生の心と記憶が25年後の42歳の体に移ってしまうSF的な内容。(もちろん経過した25年分の記憶はすっぽりと抜けたままである)個人的に時間を扱った作品は大好物なので楽しめた。現在過去未来の繋がりを意識させられるものにグッときてしまう。

 

 日曜日

 コンビニに行ったらいちごのフルーツサンドがあったのでつい買ってしまった。

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僕はフルーツサンドがとにかく好きでパン屋とかで見かけたら必ず買う。フルーツの酸味とクリームが相まって美味しいのはもちろん見た目が最高。たくさんフルーツが入ってるものよりもいちごだけのほうが好み。女子みたいで我ながら気持ち悪い。1度でいいからフルーツサンドが美味しいちょっと高いお店に行きたい。誰か一緒に行ってください。寒かったのでクラムチャウダーを作った。これまた大好物。冬は好きな食べ物が多い気がする。あとはレポートをやっていただけ。