年1回の台湾旅行がもはやここ数年の恒例行事になりつつある。入国回数4回目、パスポートには、中華民国のスタンプが溢れている。こんなに何度も訪れてしまうのは、台湾という国が好きなのだと思います。「思います」なんて言葉を使って、ごまかしたけれど、好きです、台湾。今年は台中、台南にも行ってきました。いつも通り、写真多めで旅行記を書いていきます。
1日目
朝5時50分の便で台湾の桃園国際空港へ。早朝の便のため、前日の夜に羽田空港へ来てイスで寝て1夜を過ごした。10時前に台湾へ着く。今年完成したばかりの、桃園国際空港MRTで高鐵桃園空港駅へ。このMRTが開通してから、空港と台北の移動がグッと楽になったのではないだろうか。今回は新幹線に乗るため、台北までは行かなかったけれど。高鐵桃園空港駅の窓口で、台湾の新幹線3日間乗り放題チケットを受け取る。このチケットは、外国人優待のチケットで、日本で事前にネットで申し込んでおくと、窓口で受け取ることができる。値段が8000円ほどで新幹線3日間乗り放題、台南と台北の往復だけで元が取れてしまうという超お得チケットだ。ついでに駅で駅弁を買い、高鐵に乗り込み、台中へ向かう。電車の中で食べたのは、鶏肉と野菜が入ったお弁当。パッケージが可愛い。
空港の駅から台中までは、約40分ほどの近さ。さすが新幹線。駅弁を食べている間にすぐに到着する。高鐵台中駅は、正確には台中の中心にあるのではなく、そこから今度は台鉄に乗り換え、台鉄台中駅に向かう必要がある。台中駅は、台湾でよくあることだが、日本統治時代の建物をそのまま使っている。いわゆる近代建築駅舎。
とりあえず、 駅から歩いて行ける距離にある、宮原眼科へ向かう。宮原眼科はその名の通り、元々は眼科であった場所をお菓子屋さんがリノベーションしてお店として利用しているお洒落スポット。外観はこんな感じ。
ちょうどクリスマスシーズンということもあり、内装にも力が入っていた。
宮原眼科で1番有名なのがアイスだ。もちろん食べた。カップが可愛く、思わず家まで持ち帰ってしまった。よく見ると、小さな犬がたくさん描かれている。
宮原眼科を後にし、次はバスに乗って、台中国家歌劇院という劇場へ行った。バスの中に謎のお菓子の忘れ物があった。
台中国家歌劇院は、日本人の伊藤豊雄による建築だ。
劇場内部が常に滑らかな曲線をえがいていて美しい。
屋上もあり、一般の人も登ることができた。
台中国家歌劇院の後は、再びバスに乗り、勤美術館という野外にある現代美術館に行くも、月曜日は休館日らしく閉まっていた。入り口にクリスマスっぽい展示はあった。
そのまま歩いて20分ほどの場所にある国立台湾美術館に行くも、またもや休館日だった。謎の乗り物に乗った赤ちゃんはいた。
この頃にはもう夕方前になっていたので美術館前のバス停から台中駅に戻った。再び新幹線に乗って台北へ行く。台北に着いたのは20時過ぎだったような気がする。ホテルにチェックインし、この日は疲れていたのでホテル近くのテイクアウトできるお店で水餃子や麺などを買って食べた。どれもとても美味しかった。
2日目
この日は朝から起きて台南へ行った。また新幹線に乗り、2時間ほどで到着した。台中と同じように高鐵と台鉄の台南駅は離れている。
台南駅前からバスに乗り、赤嵌楼まで行く。お昼前だったので、近くのお店で意麺というものを食べた。
その後は周辺を散策した。とりあえず、看板すべてが手描きの映画館があるらしいので行ってみた。
この全美戯院という映画館は、台南で唯一手描き看板を続けている劇場らしい。この後もまだまだ歩いた。途中でパパイヤジュースを飲む。
林百貨という日本統治時代に百貨店であった場所をリノベーションしたお店に行った。
屋上には神社があった。
屋上から見えた、百貨店の向かいにある銀行がかっこよかった。
この後もまだまだ歩いた。良い街並みの場所にたどり着く。
台南の窓は格子が凝っていて可愛いことに気付く。
散策する中で撮った写真を適当に貼っていきます。
台湾文学館へも行った。この場所は、入場無料なのにも関わらず展示の量がすさまじい。ここも日本統治時代の近代建築。
台湾文学館を見た後は、神農街という場所へ。ちょっとしたおしゃれエリアといった感じ。
通りの突き当りにはお寺があった。
神農街を後にして向かったのは安平樹屋。とにかく木が建物にからみついた場所です。なぜか羊がたくさんいた。
安平樹屋のあとは、安平豆花というお店で豆花を食べた。
まだまだ見たい場所があったが、時間の都合で台南駅に戻ることに。駅までのバスがちょうど中高生の下校の時間と重なり、ぎゅうぎゅう詰めだった。おそらく学校指定であろうカラフルなジャージを着ていてみんな可愛かった。台南駅から再び新幹線に乗り台北へ戻った。
台北に着いてから、西門町にある阿宗麺線でホルモンの乗った、くたくたに煮た素麺のようなものを食べた。かつおだしが効いていて美味しかった。
ホテルに戻り、歩き疲れたのですぐに寝た。
3日目
この日は、1日台北にいた。まず、朝食に、迪化街にある佳興魚丸へつみれのスープと麺を食べに行く。このスープがめちゃめちゃ美味しかった。この台湾旅行で一番美味しかった食べ物だ。
朝ごはんを食べた後は、迪化街をふらふらした。
近くでクリエイターズマーケット的なものが行われていて、その時に撮った写真がなかなか良く撮れた。今回の旅行のベストショットに決まりだ。
迪化街には前回も訪れた1920sという書店があり、好きな場所なので再訪した。
その後は、四四南村へ行く。
この場所にある好丘というお店に描かれていた猫のイラストが好みの絵で可愛かった。
四四南村の後は、エドワード・ヤン監督による台湾映画『牯嶺街少年殺人事件』の舞台になった牯嶺街へ行った。
実際のロケはここでは行われてはいないらしいのだが、ここがあの牯嶺街か…と感慨深くなった。牯嶺街でも良い写真が何枚か撮れた。
この後は、華山1914文創園区へ。ここは、日本統治時代の酒工場をリノベーションして作られたおしゃれスポット。
中には映画館もあって、キューブリックが上映されていた。
華山1914から中山へ移動し、魯肉飯を食べた。
そのまますぐ近くにあるお店でピーナッツ餅を食べた。めちゃめちゃ美味しいため、台湾に来るたびに毎回食べている。毎回新鮮な驚きで食べることができる。
帰りの飛行機もあるため、駆け足で赤峰街を見て回る。小器という食器屋さんで自分へのお土産としてパイナップルが描かれたグラスを買った。
諸々のお土産などを買い、桃園国際空港へ18時過ぎに着いた。夜21時の便のため、空港でご飯を食べるなどして時間を潰し、深夜1時ぐらいに日本に帰ってきた。電車もないため始発まで羽田で過ごし、朝7時ぐらいに帰宅した。
今回の台湾旅行はこれまで訪れたことのなかった台中、台南へ行った。しかし、台南にいたってはまだまだなにも見れていないし美味しいものも食べれていないので、近いうちにもう一度行かなくてはといった感じ。
最後に、台湾で見かけた犬や猫たちを貼って終わりにします。
ちなみに以前の台湾旅行記はこちら。
miwa0524.hatenablog.com
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