記録

記録

ロロや明日のアーなど 10月30日~11月5日

途中まで書いていた記事が消えるという悲劇から立ち直れずに更新するのが遅くなりました。今さらながら先週のことを書いておきます。

月曜日

朝から夕方までアルバイト。夜は『ゲット・アウト』を観に行った。ネタバレがダメなタイプの映画なので多くは書けないのだがとても面白かった。怖い反面、笑ってしまうところも多々あり、シャマランの『ヴィジット』を思い出させた。事前に予約せずに映画館でチケットを買うと、席がほとんど空いておらず、前から2列目という首に負担のかかる座席だった。自分の隣に女子大生らしき2人組が座っていて、ピザを美味しい美味しいと言いながら食べていた。映画が始まると僕の真隣の人が、いかにも何か怖いことが起こりそうな場面になるとひざ掛けのブランケットをかぶるという行動を繰り返していて、その行為をする度に、自宅のソファで観てるんじゃないんだからと思っていた。いやしかしピザ食べてるしブランケットあるし、映画館ほぼ自宅説もなくはないなとも思っていた。ちなみに僕は怖いシーンになりそうな瞬間は、いかにも怖いの平気ですよ風を装い、スクリーンから目をそらさないふりをするが、実際はスクリーンの端を極力意識を持たず見つめることにしている。ビクッとなるのが恥ずかしいという自意識をまだ捨てられずにいる。時々、ビクッとなった後にそのことをごまかそうと姿勢を正すふりをする人を見かけ、分かるよその気持ち、となるがごまかすぐらいだったらビクッとなって終わりの方がまだ可愛気があるなあとも思う。なので、自分はビクッとなってもごまかさないぞと意識を持ち続けている。そもそもビクッとならなければいいわけで、そのためにスクリーンの端を見つめているのだ。しかし、歩いてる時や電車の中でラジオを聞いていて思わず笑ってしまった時は、咳払いなどをして笑っていませんよ風を装ってしまう。いやむしろ、咳払いをした方が、不意に笑ってしまったんだよ、ということをアピールできるから正解なのかもしれない。電車の中で突然笑いだすようなやばい人ではないんだよというアピールだ。こんなことを考える自意識過剰さはいつになったらなくなるのだろうか。

 

火曜日

大学で授業。大学から新宿まで歩いて、夜から『アキナの漫才単独inルミネ』を観た。ゲストはさらば青春の光とカミナリ。さながらM-1の決勝のようだ。今回のライブでは、さらば森田の万能さが目立っていた。いくつかコーナーをやったのだがそこでの立ち回りのうまさが尋常じゃなかった。テレビが全てとはもはや思わないけれど、もっと露出が増えてもおかしくないはずだ。

 

水曜日

朝から夕方までアルバイト。

 

木曜日

この日も朝から夕方までアルバイト。夜はシアターサンモールへロロ『父母姉僕弟君』を観に行った。ロロ初期の傑作の再演ということでハードルが上がりに上がっていたが、噂に違わぬ素晴らしさだった。ラストシーンの美しさよ。僕がこのブログを始めたのは、日々のことを「忘れない」ようにしようと思い立ったのがきっかけで、それでもどうしても忘れてしまうことばかりだけれど、なんとか記していかなければとあらためて思った。あとは、ロロというか三浦さんが描いてきたことの本質はなにも変わっていないのだなと再確認できた。わがままを言うならば、キャパがもう少し狭く、舞台に額縁がない劇場の方が良かったのかなとは思った。

M-1の準決勝にAマッソが進出していた。予選の動画を見る限り、「レナ」のネタで勝負してるらしい。このネタは生で何回も見ているのだが本当に面白いし好きなネタなのでぜひとも決勝に行き、テレビで披露してほしい。ランジャタイも準決勝進んでいたのは嬉しかった。

 

金曜日

祝日。渋谷へ、弱い人たちコント公演『しあわせになりたい』を観に行った。ゾフィー上田、ラブレターズ塚本、ポテンシャル聡、玉田企画玉田からなるコントユニットの第3回公演。第1回公演を去年観に行き、いまいちだなあと思い第2回公演は行くのをやめたのだが今回はゲスト出演者が面白そうだったため足を運んだ。今回のゲストがほりぶんから墨井鯨子、モグライダー芝、パーパーほしのディスコなど中々いいメンバーだった。コント自体はやはり今回も全てがいまいちで、もっと面白くなってもいいはずなのにと観ているこっちが歯痒かった。ユニットコントって難しいなあと思う。かもめんたるラブレターズ、さらばの円山スクランブルエッグスはとても良いコントユニットだったのでまた公演をやって欲しい。

 どうでもいいことなのだけれど、渋谷などで人混みの中を歩いていると、ふと自分がズボン穿いてないんじゃないかという感覚に襲われる。あれはなんなのだろうか。

土曜日

原宿VACANTで明日のアー『日本の表面』を観た。これがめちゃめちゃ面白かった。現在進行系で日本で起きていることを見事に掬い上げ、笑いとして昇華する手際とセンスの良さが光っていた。もうすでに注目されてはいるが、これからますます面白くなっていくんじゃないだろうか。今回、トリプルファイヤーの吉田さんが役者として出演していたのだけれど、これは完全に星野源パターンに入ったと思う。最近ではタモリ倶楽部で吉田さん特集が組まれ、つい先日は、ドラマ出演が決定したというニュースも見かけた。ちなみにだが、個人的にとても吉田さんが好きだ。タモリ倶楽部での適正バイトを探す企画では、その気持ちわかる…とテレビを見ながら共感し悶えた。知っている人には今さらという感じなのだろうが、吉田さんと今回の明日のアーの公演に出演していた左右というバンドの花池さんの「花池吉田のともだち探そう」という動画がめちゃくちゃ面白い。全部で50回ほどあるのだが一気に見てしまった。

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花池 吉田くんがあっちのグループでバーベキューやってて、向こうに3人くらいでバーベキューやってるやついたらどうする?

吉田 なるべく関わらないようにするかな。すごい自意識強そうだし

花池 思想持ってそうだよね

吉田 おれら普通じゃないと思ってそうだよね

 この自分たちに対する恐るべし客観視。自分を客観的に見てしまう感覚が痛いほどわかる。このあとのやりとりもどうでもいいのだけど泣けてくる。

花池 2人だけでめっちゃ楽しいグループと30人で気まずいグループどっちがいい? 

吉田 そりゃ2人だけでめっちゃ楽しいグループ

花池 よかった

 花池さんの、よかった、の声のトーンも絶妙で良い。このシリーズの中では頻繁に2人の学生時代のエピソードが語られるのだが、どれも面白く暗く切ない。個人的にお気に入りなのは花池さんの当時の文化祭の思い出だ。2分50秒あたりで話している。

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この花池吉田シリーズ、まだまだ続けてほしい。

 

日曜日

KAATで庭劇団ぺニノの『地獄谷温泉無明ノ宿』を観た。去年、京都でも同じ作品を観ているのだが改めてこの作品の持つ異様さに圧倒された。傑作であることは間違いないのだけど感想をうまく言うことができない。とにかく言えることは、舞台美術の素晴らしさだろうか。この作品は、生で観ていないと共有できるものが本当に少ない。観終わった後の、やばいものを目撃してしまったかのような感覚が忘れられない。

テアトロコントや『ストレンジャー・シングス』シーズン2のことなど 10月23日〜10月29日

月曜日

夜中の台風の暴風の音にあまり寝れなかったことを覚えている。この日もまだ体調がすぐれず実家にいた。時間を持て余していたのでずっと観ていなかった『ウォーキング・デッド』シーズン7 をNetflixで観た。びっくりするほどつまらなくなっていた。シーズン6もいまいちだと思っていたけれどシーズン7 はそれを超える退屈さ。なんとかこれまでとは違う展開にしようとした結果失敗しているパターンだった。シーズン5ぐらいまでは夢中になって観ていたのにやはり長く続き過ぎるとこうなってしまうのか。シーズン8が現在テレビで放送開始らしいのでなんとか盛り返してくれるのを祈りつつ配信を待つのみ。


火曜日

この日もまだ実家。11月に観に行く演劇の整理をしていたら、11月はあまりにも面白いものが多いことに気づいた。ロロ、イキウメ、木ノ下歌舞伎、五反田団東葛スポーツ、ナイロン、ペニノなど名だたる劇団が全て11月に公演がある。ペニノの『地獄谷温泉無明ノ宿』は、昨年京都で観たのだが、あまりにも衝撃が大きすぎていまだに忘れられない。今回の再演も楽しみにしている。『ストレンジャー・シングス』シーズン2の配信に備えて、ストレンジャー・シングスのゲームアプリをやり始めた。これが、無料とは思えないクオリティで面白かった。さすがNetflixだ。ますますシーズン2が楽しみになる。


水曜日

ようやく体調が回復したので東京へ戻ることになった。お昼過ぎの電車で松本を出た。まさかこんな実家に長居することになるとは自分でも予想していなかった。今後は体調には気をつけたい。そういえばこの前書き忘れたのだけど、松本城の敷地内に何故だかウサギが繋がれていた。

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背の高い外国の観光客が小さなウサギを触る構図が異様に可笑しかった。あと、安曇野のわさび農場にも行ったのだが、水が流れるわさび畑の中にひっそりと猫がいた。 

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なぜ君はそこにいるのだろうか。


木曜日

なにをしていたか思い出せない。


金曜日

内定式があった。めちゃめちゃ緊張した。もうほんとに緊張したという記憶しかない。夜に帰宅すると、待ちに待った『ストレンジャー・シングス』シーズン2の配信が開始されていたのでとりあえず第1話を観た。こんな感想はあれなのだけど、とにかく子どもたちが可愛すぎた。みんな愛おしい。


土曜日

お昼過ぎから渋谷へ『テアトロコントvol.23』を観に行った。今回はなんといっても今泉力哉監督の劇団、市民プールが素晴らしかった。このテアトロコントが旗揚げ公演らしい。「東中野の恋人たち」と題された演目は、それぞれ異なる4組のカップルを描いた4編の演劇だった。この4編全てが男女の絶妙なすれ違いを会話の中で笑いとして表現し、なおかつ切なさのようなものを内包していた。とにかく会話がうまい。市民プールは今回限りのユニットかもしれないと言っていたのだが今泉監督には、ぜひ演劇の方でも公演を行って欲しいと思った。お笑いでは、Aマッソが天才ぶりを発揮していた。雪印に無許可で開いていた「6Pチーズ美術館」とそこに来るネズミのコントが最高だった。「6Pチーズ美術館」というワードがもうすでに面白い。やはりワードセンスがずば抜けている。その他のコントも、コントの始まりのセリフが「スーパーでみりんを選んでいる同世代の女を誘拐するのが1番興奮する」でめちゃくちゃ笑った。他にも「早稲田松竹をペット専門の服屋にする企画書」などなど素晴らしいワードに溢れていた。Aマッソ、なんとかM-1の決勝に行ってほしい。そういえばM-1の3回戦でまんじゅう大帝国が落ちてしまっていた。あんなに面白いのに残念だ。

テアトロコントの後は、三軒茶屋に移動してシアタートラムでイキウメ『散歩する侵略者』を観た。イキウメの人気作で、なんども再演を繰り返している作品だ。今年黒沢清監督によって映画化もされている。勝手にハードルを上げ過ぎて観てしまったのだが、それでもこれは傑作だと思えた。イキウメの作品の異常なまでの完成度の高さはなんなのだろうか。今年上演された『天の敵』もほんとに面白く素晴らしかった。前川知大さんは未だに岸田賞を獲っていないので受賞して欲しい。劇場でテレ東の佐久間さんを見かけた。


日曜日

一日中『ストレンジャー・シングス』シーズン2を観ていた。そして観終わってしまった。まだ配信が開始されて間もないので内容に関してはあまり触れないのだが、とにかく最高だったとだけ書いておきたい。シーズン1にも増して登場人物のキャラクターの引き出し方が上手くなっているように思う。どうしてもマイクとウィルが中心になってしまいがちな所に、ダスティンとスティーブをコンビとして描くことによって2人の魅力を引き立たせるところも良い。なんだかんだでスティーブが好きです。こんな感じで個人的に好きなところをあげるときりがないのだが可愛さの1番ならダントツで、2話でエルがオバケの格好をしていたところ。もちろん、ゴーストバスターズの仮装も可愛かったのだけど。物語として8話から9話にかけての盛り上がり方も抜群に良かった。とにかく、『ストレンジャー・シングス』の話をして盛り上がりたいので知り合いの人など観てください。

ほりぶん『牛久沼』のことなど 10月16日〜10月22日

ほとんど内容のない日記なんですけど今週もルーティーンとして書きます。

月曜日

先週から引いていた風邪を若干ひきづっていたため、家にいた。


火曜日

無料で見れるということでルミネtheよしもとで「ボートレース芸人」というライブを観に行った。正直、あまり面白くなく疲れてしまったのだけど、千鳥大悟が登場した時の盛り上がりが凄かった。何組かのネタも見れた。もう中学生のネタの誰も傷つけなさに泣いた。夜のアルピーのラジオのスペシャルウィークはいまいちだった。企画としては、オールナイトニッポン時代に近いものだったのだけどやはり1時間という短さでは消化不良気味だった。爆笑問題カーボーイは、アイデンティティがゲストで面白かった。太田さんが楽しそうにしてるだけで良い。


水曜日

朝から夕方までアルバイト。


木曜日

この日も朝から夕方までアルバイト。夜は、ほりぶん『牛久沼』を観に行った。当たり前のようにめちゃめちゃ面白かった。まず、会場である北とぴあカナリアホールという場所が面白い。天井からシャンデリアがぶら下がっているのだ。そのシャンデリアの下で大きな声を上げながらうなぎを引っ張り合っているという状況がもう可笑しい。いつものしつこさも健在で、巻き戻しが始まった時は、もしかして同じシーンを何度もやる東京デスロックの『再生』的なものが見れるのかと思ってしまった。もちろんそんなことはなかった。衣装も素晴らしかった。鎌田さんの作る演劇はいつも唯一無二で、観たことのないものを観せてくれる。あらゆるものが溢れる世の中で観たことないものを観れるってすごくないですか。ほりぶんは来年にも公演があるようなので楽しみだ。

夜はおぎやはぎのメガネびいきでゲストのザキヤマにめちゃめちゃ笑った。毎年この時期のスペシャルウィークザキヤマがゲストなのだけど、ほんとに外れがなくて毎回面白い。


金曜日

大学の友達たちと地元の松本へ遊びに行った。松本城や縄手通りなどへ行き、そばを食べた。その後は穂高にある祖父母の持っている別荘へ。

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けっこう広くてお風呂も温泉で最高だった。しかし、夜に先週まで引いていた風邪がぶり返してしまい、寝込んでしまう事態が起きる。みんなが夜中までゲームなどをする中ひとり寝ていた。


土曜日

朝起きても具合が悪く、本当はみんなと東京に帰るはずが、自分だけそのまま地元に残ることになってしまう。申し訳なさしかなかった。あまりにも体調の悪い日が続くため、来週に行く予定だった大阪の予定全てをキャンセルすることにした。


日曜日

ある程度は体調が復活するもこの日も実家で寝ていた。


風邪の1週間 10月9日〜10月15日

月曜日

祝日。「アサノ」という町田にあるカレー屋さんで、日本一との呼び声が高いカツカレーを食べた。

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たしかにめちゃめちゃ美味しかった。カレーはスパイスの効いたさらさらのルーで、カツは注文が入ってから揚げているのでさくさく。ルーの中にごろっとした豚肉が入っているのも満足度を高めてくれた。カツもめちゃめちゃ美味しかったので豚肉そのものが良い豚肉なのだろう。ちなみに1時間30分ぐらい並んだ。


火曜日

大学へ行く。ゼミでLGBTの話題になり、とにかくみんな一旦落ち着いて『マスター・オブ・ゼロ』シーズン2の「Thanksgiving」を観ようと言いたくなった。帰宅してから改めて見返し、素晴らしいなあと思い、続けて大好きなエピソード「NEW YORK, I LOVE YOU」を観て感動に震えた。もう5回ほど観ているのに毎回その素晴らしさに感動してしまう。今年観たあらゆるものの中で1番好きと言いたくなる。


水曜日

朝から夕方までアルバイト。働いている最中になんだか頭がボーッとするなあと思っているとみるみる具合が悪くなり、帰りの満員電車では立っているのもやっとの状態になってしまう。これはやばいと思い、スーパーでポカリを何本か買ってなんとか帰宅する。帰宅するやいなやそのままベッドに倒れこみ、寝ているのか寝ていないのかよくわからない状態で数時間過ごしあまりの頭の痛さで目が覚める。深夜1時だった。頭痛がひどく、熱も出てしまい完全に風邪にかかる。頭痛と熱に苦しみそのまま寝れずに朝を迎えた。


木曜日

バイト先へ休みの連絡を入れ、病院へ行く。ほとんどなんの診察もせずに風邪ですねと言われ薬をもらう。帰りがけにスーパーでレトルトのおかゆを買って帰った。この日の夜も頭痛でほとんど眠れなかった。正直いままでの人生でこんなに頭が痛くなったことがなかったのでなにかやばい病気なのではないかと思い、明日は脳神経外科へ行こうと思っていた。


金曜日

前の日よりは頭痛が引いていたので脳神経外科へ行くことをやめた。一日中寝ていた。本当だったら武道館での銀杏BOYZのライブへ行く予定だったのでベッドで寝ているのが悲しかった。


土曜日

ほとんど体調は回復してきていたのだがこの日も一日寝ていた。最近は三四郎オールナイトニッポンが面白い。先週のラジオで、にゃんこスターの話題になり、スーパー3助三四郎と同期で、7〜8年前一緒にライブに出ていた人たちで唯一面白かったのはスーパー3助が組んでいたアンドレというコンビとアルコ&ピースだったという話がなんだかグッときた。今週も面白く、めちゃめちゃ笑った。今週は水曜日のダウンタウンも最高に面白かった。


日曜日

この日も休んでいる予定がアルバイトへ行くことになってしまう。久しぶりの外出にぐったりして帰宅する。

TABFのことや『わたしが悲しくないのはあなたが遠いから』など10月2日〜10月8日

先週のことを更新したばかりであまり書くこともないのですが、日常のルーティーンとして今週の出来事を記録しておく。

月曜日

なにをしていたかまったく思い出せない。


火曜日

ゼミに出るために久しぶりに大学へ行く。定期がないのでお金を浮かせるために帰りは大学のある早稲田から大久保まで写真を撮りながら歩き、そこから総武線に乗って帰宅した。その時の写真を適当に張っておく。

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本当になんの意味も含んでいない写真たちだ。その意味のなさを大事にしていきたい。


水曜日

朝から夕方までアルバイト。


木曜日

この日も朝から夕方までアルバイト。


金曜日

この日も朝から夕方までアルバイト。夜はTABFこと東京アートブックフェアの店番に行く。アルバイト先がブースを出展しているからだ。TABFには、街中で時々見かけるようなオシャレな人たちが一同に会していた。基本的にオシャレな人にはびびってしまう。


土曜日

この日もTABFで店番をした。前日とは比べものにならないほどの来場者で大混雑だった。海外の人もたくさん来ていた。

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店番の合間に自分の目当てのブースをいくつか周り、川島小鳥さんと沼田元氣さんによる『イチゴ宣言』を買った。最高の写真集だ。川島さんにサインも貰った。

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あとは、漫画家の石山さやかさんが出しているブースでも本を買った。この日は最後まで店番をやらずに途中で抜けた。帰り際に会場の外の写真を撮る。この時にはもう入場規制がかかってしまい大変なことになっていた。

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そんな混雑を尻目に池袋へ移動し、芸劇シアターイーストで柴幸男『わたしが悲しくないのはあなたが遠いから』を観た。とてもいい作品だった。作中で語られる「悲劇はいつも突然起こる」というのは、『を待ちながら』や坂元裕二『往復書簡 初恋と不倫』でも描かれていたことだ。いつだって立場が反転し得るそんな世界を私たちは生きているのだ。「距離」が大きなテーマになっていた。どんな人や世界の間には必ず距離があり、理解し合うことは不可能に近いのだが、しかし、想像することはできるのではないか。遠いからこそ、距離があるからこそ、想像しなければならないのだと思った。シアターウエストでも同じ戯曲、別のキャストで上演しているので観に行く予定。


日曜日

母が東京に遊びに来ていたので母と姉とお昼過ぎに表参道に集合して根津美術館へ行った。ここは有名な入り口のところ。

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初めて行ったのだけれど、都会のど真ん中にあんな広い庭があるとは知らなかった。

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根津美術館の後は、お茶をしてからスパイラルで「窓学展」を見た。窓を学術的に扱った研究の展示で、ドラえもんサザエさんなどの漫画中に出てくる窓の描写の研究や、童話や小説の中での窓の使われ方の研究など非常に興味をそそられるものが多かった。展示品にこのようなものがあったのだが、母親が、これ登っていいの?と言っていて可笑しかった。

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スパイラルで展示を見た後は、適当にふらふらしてから夕飯を一緒に食べて解散。

新宿から総武線に乗る時にいつも思っていることなのだが、向こうに小田急線の見えるこの壁が好きだ。

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クローバーみたいで良いなあと思うし、スーパーのライフを思い出す。


会話の断片を聞く 9月25日〜10月1日


 月曜日

朝から夕方までアルバイト。

 

火曜日

友達と有楽町で待ち合わせて『オン・ザ・ミルキー・ロード』を観に行った。めちゃめちゃ羊が死んだ。ドキュメント72時間に出た有楽町駅前の靴磨き屋さんがとんでもない行列で美味しいものでも売ってるのかと勘違いした。

 

水曜日

この日も朝から夕方までアルバイト。朝の満員電車の中で前にいた女性がスマホで日記らしきものを書いていて、『パターソン』がとても良かったという一行がちらっと見えた。まだ観てなかったと思い出し、週末に観に行こうと決めた。

 

木曜日

この日も朝から夕方までアルバイト。夜は芸劇シアターイーストで贅沢貧乏『フィクション・シティー』を観た。冒頭のペットボトルが音を立てながら転がり落ちていく演出に痺れた。しかし正直なところ理解できてないところも多い。

 

金曜日

この日も朝から夕方までアルバイト。今週はほぼ毎日働いていた。夜は大学の友達と会った。突発的に尾道まで鈍行で行った話になり、決まり文句のようによくそんなに長時間電車に乗っていられるねと言われた。もちろん、鈍行に乗るのは金銭面で安く済むというのもあるのだが、移動している感覚を直に感じることができるのも鈍行が好きな理由の一つだ。でも、お金があったら新幹線とか乗るだろうな。

 

土曜日

花粉症がひどくて目が覚める。出かけようと思っていたのにぐだぐたしてるうちに15時ごろになってしまい、近所の本屋に行っただけで1日が終わってしまった。

 

日曜日

午前中からジム・ジャームッシュ『パターソン』を観に行った。めちゃめちゃ好きな作品だった。バスの中の男2人の会話がとても良かった。ノートが貰えたのだけど劇中の詩が書かれていて最高だった。

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映画を見終わってから墨田区にある、たばこと塩の博物館へ展示「和田誠と日本のイラストレーション」を見に行った。週刊文春の歴代の表紙がずらっと並んでいた。

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常設のたばこと塩の展示も見応えがあり、特にたばこの展示は知らない事だらけで少しだけ物知りになれた。たばこの歴史やパッケージの移り変わりなどにとても興味をそそられた。ちなみにたばこと塩の博物館は入館料が100円という破格の安さだった。グッズもとても可愛いものが多く、マッチ箱デザインの小さいメモ帳が何種類も売っていて、『パターソン』を観たばかりだったので買うか非常に悩んだ。

たばこと塩の博物館で展示を見た後は、そのまま隅田川沿い歩いた。この日は、写真を撮りながら、すれ違う人の聞こえてきた会話の断片をメモするという気持ち悪いことをした。写真と共にその会話の断片を書いていこうと思う。

わたしもうお新香しか食べないもの 

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いいの!思ってるだけが幸せだからいつも  

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一緒に帰ったのは一度だけ、手も繋いでないし

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 子どもが来たらどうすんのって

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でも歩いては帰れない

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けっこうでかい、スカイツリー

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でも具だくさんだから 

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まだあるよね、ここから

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それ良くない!そしたらインスタ投稿しよう

 こんな感じで会話の断片を意識して盗み聞きしていると、自分の知り得ない誰かの人生が確かに存在し続けているのだと実感する。隅田川沿いから両国まで歩き、そこから総武線に乗った。市ヶ谷の釣り堀の写真を撮りたかったので下車。

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ここで写真を撮っているときにも会話を盗み聞きしてメモした

この間行ったところ北千住のマルイだっけ 

 全身コスプレでいい?

 電車の中でも盗み聞きしようと思ったのだけど、電車だとがっつり会話の内容が聞こえてしまいつまらないのに気づいた。すれ違う瞬間に聞こえてくる会話の断片だからこそ興味をそそられるし、いくらでも想像ができるのだ。帰宅してからは夜からキングオブコントを見た。全組面白く、テレビの前でひとりで笑っていた。

先週のこと、沼津のこと9月18日〜9月24日

更新がかなり遅くなってしまったんですけど先週のことを書いていきます。

月曜日

祝日。この日はまだ実家にいた。久しぶりに松本市美術館に行ったら常設の草間彌生の作品がびっくりするほど減っていた。神楽坂と早稲田の間に草間彌生の美術館ができるためそこに持っていかれたのだろうか。夕方の電車で東京に帰ってきた。

 

火曜日 

Netflix『ボージャック・ホースマン』シーズン3第4話の水中映画祭の回を観てえらく感動した。『マスター・オブ・ゼロ』の「ニューヨーク・アイラブユー」のエピソードもそうだけれどたった30分の中でこれだけのことを表現して観る者の心を揺さぶることができるのかと驚愕する。繰り返しもう一度観てしまった。

夜はこまばアゴラ劇場山下澄人作、飴屋法水演出の『を待ちながら』を観た。今までに見たことのないアゴラの使い方をしていた。誰もが思うのは佐久間麻由の運動神経恐るべしということだろう。死んだ人って地に足が着いてないから一輪車なのかあと納得。思い返せば大林宣彦監督の『この空の花』も一輪車だし、この前観たゆうめいの『弟兄』も死んだ人がセグウェイみたいなのに乗っていて地に足が着いていなかった。劇場でゼミの教授に遭遇し、自分は駒場から電車に乗ろうとしていたのだが、一緒に歩こうよと言われ渋谷まで歩くことに。「一緒に歩こうよ」ってなんだかとても救われるような言葉だなあと思った。

 

水曜日

ダンケルク』をIMAXで観た。戦争映画の目指すところは結局のところ究極のリアルを描くということなのだろうかと思った。上映時間が106分というのがとても良い。上映時間はそれほど長いわけではないのに体感時間は長く感じた。しかし、退屈な時に感じる長さではまったくなくて、それとはまったく違う時間の感じ方だった。

 

木曜日 

朝から夕方までアルバイト。

 

金曜日

朝から夕方までアルバイト。夜は下北で友達と会う。旧ヤム邸シモキタ荘へカレーを食べに行った。全がけを注文。

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めちゃめちゃ美味しかった。特に海老のカレーが最高でした。カレーを食べてから下北空間リバティへお笑いライブ『トッパレA』を観に行く。ヤーレンズゾフィー、虹の黄昏が面白かった。ゾフィーキングオブコントで決勝に行っているので頑張って欲しいし、上田さんは売れそうな雰囲気がある。

 

土曜日

高校の友人たちと沼津へ行った。今年から沼津で働きはじめた友達に会いに行くためだ。沼津へ12時集合だったのだが、4人中2人が1時間の遅刻。お昼に漁港で海鮮を食べようという話になっていたのだけれど、待ち時間にあまりにお腹が空いてしまい先に着いた2人でマックでてりやきバーガーを食べてしまう。しばらくして遅れていた2人が来たので沼津の漁港へ。そこそこの人気店で生しらすと桜エビ丼を食べた。

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海の近くで海鮮のものを食べたというだけで普段の何倍も美味しい。お昼ご飯を食べた後はずっと行ってみたかった「どんぐり」という喫茶店へ。この喫茶店は、店構えとメニューは純喫茶風なのだが店内がこんなことになっている。

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真ん中に水が流れ、その上を桶がぐるぐると回っているのだ。券売機でメニューを選び、席に着きその券を桶に入れてしばらく経つとこんな感じで注文したものがどんぶらことやってくる。僕はクリームソーダを頼んだ。

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意外にも速度が速くて、写真を撮っていたらあわあわしてしまった。いかにも人が来そうなスポットなのだが自分たち以外はお客さんがゼロだった。喫茶店の後は、時間も遅くなってしまったため、予約しておいた修善寺温泉の宿へ行くことに。修善寺温泉は伊豆の中では唯一と言ってもいいぐらいの温泉街っぽい温泉街だった。宿でだらだらしてから外へ夕飯を食べに行く。竹林があった。

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夕飯を食べ、宿に戻り、温泉に入って特に夜ふかしもすることなく就寝。

 

日曜日

この日は、10時に宿をチェックアウトをし、修善寺から30分くらいのとこにある伊豆極楽苑へ。こんな感じのところである。

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伊豆極楽苑は話によると家族経営らしい。地獄巡りをした。

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一見、おふざけスポットにも見えるのだ意外にも仏教に関する諸々を学べる良い施設だった。外には好感の持てる鬼たちもいた。

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伊豆極楽苑を後にし、沼津へ戻る。お昼はさわやかでハンバーグを食べた。 2時間ほど待つ。

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相変わらずめちゃくちゃ美味しかった。いや、ほんとに美味しいので近所とかにあったら行きまくってしまうのではないかと思う。お腹を満たし、友達と別れ電車で東京へ帰った。美味しいものを色々と食べた週であった。