記録

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今週の『ひよっこ』やロロなど5月1日〜5月7日

月曜日

『ひよっこ』の東京編が始まった。とりあえず悪い人は出てこないようなので安心です。今回はカレーライスを食べてるシーンだけで泣きそうになってしまった。序盤でみね子の父親が東京でハヤシライスを食べ、家族に食べさせたいと思い、今回みね子も東京でカレーを食べ故郷にいる兄弟に食べさせてあげたいと思ったように、食べ物を介して遠くの誰かを想う気持ちに胸を震わせた。カレーを食べるシーンだけなのにこれまでの思い出が重なって泣いてしまうわけです。


火曜日

この日の『ひよっこ』は完全に『あまちゃん』でした。乙女寮に集まった人たちのそれぞれの地域の方言(東北)による会話や、朝に流れる「いつでも夢を」だったりと『あまちゃん』を意識したものになっていた。今回の寮の部屋でわいわいおしゃべりしてる時間があまりにも幸福過ぎてずっと見ていたかった。ツイッターでひよっこの感想を見ていると、どうでもいい会話はいらないから物語を展開させろとつぶやいている人が多くて、どうでもいい会話こそ愛おしいじゃないかと怒りたくなった。

夜は井の頭公園へロロの野外劇『パークス・イン・ザ・パークス』を観に行った。一言で言えばめちゃくちゃ良かったです。まさに老若男女観に来ていて、同じものを観て一斉に笑う瞬間なんかはたまらないものがありました。犬は吠えるし、子どもは自由にしゃべるのだけどそれさえも愛おしくなるような時間だった。肝心のお芝居も、音楽を通して時間も場所も飛び越えて繋がってしまうのがロロらしくて素晴らしかったです。演劇は簡単に時間も場所も飛び越えるから好きです。アフタートークでの三浦さんと瀬田なつき監督のトークの弾まなさとぎこちなさがとても良かった。スムーズにペラペラとしゃべる人は信用に欠けると思っているので。写真は桜をまく三浦さん。

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水曜日

この日も『ひよっこ』を観た。個人的な『ひよっこ』のお気に入りポイントは、みね子がよく口にする「がんばろうね」というセリフです。「がんばろう!」ではなく「がんばろうね」の包みこむようなやわらかさよ。「おいしいね」のセリフも好きです。イントネーションが重要なのだけどうまく説明できない。

ゴールデンウィークだというのに就活の選考があった。午前中には終わったので『夜は短し歩けよ乙女』を観に行った。数年前に原作を読んだっきりであまり内容を覚えていなかったせいか普通に楽しめた。しかしどうしても同じ布陣による『四畳半神話体系』と比べてしまうと劣るよなーといった感じ。

お昼から映画を観てしまったせいか完全に就活モードはどこかにいってしまい、ファミレスで時間を潰してからそのまま『PARKS』を観に行った。あらためて瀬田なつき監督の作品好きだなと思った。冒頭の自転車から見える風景を単語で羅列するシーンであったり、不動産屋のシーンなどは『彼方からの手紙』を彷彿とさせた。個人的に好きなシーンは、公園中の音を集めるシーン。とてもロロっぽいです。終盤の一筋縄でいかない辺りも瀬田なつき監督っぽくて良かったです。永野芽郁は初めて見たのだけどそのうち朝ドラで主役やると思う。上映後のシャムキャッツ夏目によるミニライブも大好きな「WINDLESS DAY」聴けて満足です。


木曜日

この日の『ひよっこ』は、みね子の語りがほとんどを占めていた。もはや『北の国から』の純の語りだった。


金曜日

この日の『ひよっこ』も良い回でした。まず、みんなのパジャマ姿が可愛い。現代でもおかしくないパジャマなのだけど当時の1960年代を再現しているのだろうか。それにしても本当にこのドラマには悪い人が出てこない。そこが素晴らしい。朝ドラによくある取ってつけたような悪い人は登場せず、登場人物を多面的にとらえて肯定していく。みね子と時子の「好きだよ」の言い合いがたまらなかった。


土曜日

この日も『ひよっこ』を観る。こんなに全ての登場人物が愛おしいドラマ滅多にないんじゃないでしょうか。この回では澄子が良かった。母親を亡くし、それまでは家庭内の労働に縛り付けられていた澄子は、父親が再婚し東京に出て働くことによって、同じ労働でも休日のある自由を伴った労働を手に入れたと語るが、もう帰るところはないと話すシーンはグッときた。また、今回の話で底抜けに明るいように見えた愛子さんの背景も少し垣間見えた。登場人物を平等に描いていく岡田惠和の脚本が本当に素晴らしい。とにかくみんな幸せになってくれ。

お昼過ぎに新宿眼科画廊で範宙遊泳『範宙遊泳の宇宙冒険記6D』を観た。とても面白かった。その後、髪を切りに行ったのだけど、またもや社会人だと思われた。しかしながらよくよく考えてみると、本当は社会人1年目の年齢なわけだ。今月で23になるとか恐ろしい。


日曜日

来週は面接3つと筆記試験があるので家で勉強していた。深夜はけやかけを観た。楽しみにしていた渡辺梨加と長沢菜々香の回だったのだけど案の定面白かった。2人がアイドルになっていなかった未来を想像すると恐ろしい。

『ひよっこ』のことなど 4月24日~4月30日

今週も就活でバタバタしていた。ざっくばらんに出来事を書いていきます。

柴田聡子の新曲のMVが公開されていたのだけど、とんでもなく良い曲だった。繰り返し繰り返し聴いている。聴いていない時も頭の中で勝手にメロディーが流れている。

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シネマカリテで『スウィート17モンスター』を観た。好きな映画でした。海外のこういったティーン映画を観ると、同じようなものを抱えた人が遠いどこかにいるのだなと思えて安心する。この映画はとにかく先生が素晴らしい。あんな大人周りにいないよ。

今週で『ひよっこ』の茨城編が終わった。今週は特に素晴らしくて冗談抜きで毎話泣ける。毎日の積み重ねがあるとはいえ、たった15分で感情を揺さぶってくるのは凄い。それまでは通学の手段だったバスが、田舎から出て行くためのバスになるあたりも巧みだしそりゃ泣きますよ。東京に向かう電車の中のシーンで、新しく登場した澄子の背景もさらっと語られていて素晴らしかった。全方位にまなざしが向けられている。あと、『スウィート17モンスター』と同じように『ひよっこ』にも良い先生が描かれているのでそれだけでその物語が好きになってしまう。それにしてもこれから彼女たちに辛いことがたくさん待っているのだろうなと想像するだけで胸が苦しくなる。

今週から始まった『デリバリーお姉さんNEO』も良いドラマ。とにもかくにもロロ節全開だ。毎週楽しみなドラマがあるだけで頑張れる。

バラエティでは『勇者ああああ』と『キングちゃん』が毎週必ず面白い。『勇者ああああ』に関してはもはやアルコ&ピースのラジオの延長の感覚で見ている。オープニングのトークなんてまさにラジオである。ラブレターズスーパージョッキー風の着替えも声を出して笑ってしまった。『キングちゃん』ではハライチ岩井の「俺は思い出の人じゃない」というフレーズが面白かった。とにかくテレ東の深夜は最高だ。『欅って、書けない?』も毎週面白い。来週の渡辺梨加と長沢菜々香の密着がめちゃくちゃ楽しみ。

cero野音やその他諸々 4月17日〜4月23日

エントリーシートの締切が立て込んでいるので今週は書くのをやめようと思ったけれど、継続は力なりということらしいのでなんとか継続させてみる。そういえば、小学生の時に入っていた少年野球チームを卒団する時に、監督が色紙に継続は力なりという言葉を書いて僕にくれた。監督が一人一人に言葉を贈る伝統があって、僕にはその言葉だった。なぜこの言葉なのかというと、僕はかなり野球が下手でエラーばかりして怒られまくっていたからだ。ちゃんと練習には取り組んでいたし、個人的にも父親に連れられ特訓していたのだがどうして下手なのだ。そもそも野球がまったく好きではなかった。転校した日に初めに声をかけてくれた友達がそのチームに入っていて、誘われるがままに入団した。好きが先ではなく、あくまでもコミュニケーションとしての野球だった。結局のところ最後まで好きになれなかった。小学生ながら年下の子たちがレギュラーで自分はベンチにいるというのはかなり辛かった。卒団するときは、やっとやめられると嬉しかった。そして最後に継続は力なりという言葉をもらった。好きなことだけ続けようと思った。


月曜日

午後から会社説明会へ。3時間ほどあって疲れた。


火曜日

説明会へ行った後に、ゼミのために大学へ。教授とゼミの人たちとおしゃべりをした。普段あまり人と交流することがないので息抜きになる。

夜はアルピーのラジオと爆笑問題カーボーイが生放送。カーボーイの方にはなんと、タイタン所属になったまんじゅう大帝国が出演。タイタンへ入ることとなったきっかけは、アルピーがラジオで名前を出したこととは無関係で、あの高田文夫先生がまんじゅう大帝国の竹内さんの高校と大学のOBらしく、その関係でタイタンへ入れてあげるようにお願いしたかららしい。すごい運命だ。まんじゅう大帝国の漫才は本当に面白いのでもっと露出が増えて欲しいかぎり。


水曜日 

朝9時から選考。初めてグループディスカッションというものをやった。めちゃくちゃ苦手だ。こいつ何言ってるんだとか普通に思ってしまう。良い人っぽく振舞わなければ。午後は説明会。1日中就活三昧で疲れた。


木曜日 

この日も午前、午後ともに説明会へ。午後に行った会社では、合計2000円ぶんぐらいの本を3冊お土産にくれた。しかもその中の一冊が前々から買おうと思っていた台湾の鉄道の本で嬉しかった。すごい偶然だ。


金曜日

1日中ESを書いて、夜は新宿眼科画廊へゆうめい『〆』を観に行った。作演出の池田亮はハイバイの前回公演『ワレワレのモロモロ』に出演していた。同じくハイバイの『夫婦』、芸劇でやっていた『なむはむだはむ』では演出助手をやっていたらしい。今回の『〆』は池田さんの個人的な実体験を演劇にしているので完全にハイバイの血が流れているわけです。率直な感想として、改めてハイバイというか岩井秀人さんはすごいことをやっていたのだなと思わずにはいられなかった。


土曜日

この日も1日中ESを書いていた。深夜は単発のランジャタイのオールナイトニッポンRを聞いた。グダグダなところもあったけどそれ込みでかなり面白かった。


日曜日

cero野音ライブ「Outdoors」へ行った。 

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とにかく最高だったとしか言いようがない。初めて野音に行ったのだけど、夕方から始まって徐々に暗くなっていく感じが屋外らしくてたまらなかった。そしてそれに合わせた曲の構成。前半は、マイロストシティーやsummer soul、orphansなどで中盤はexotic penguin nightで盛り上がり、最後は街の報せと大停電の夜にといった感じ。orphansとロープウェイは思わずに泣きそうになってしまった。大停電の夜にも会場の照明を全部落とすといった演出も最高に気が利いていた。なによりも良かったのが最後のMCのやりとりだった。荒内さんが「10年前、ライブ終わった後に国立のバーミヤンで三種盛り頼んだ時に、俺たち野音でライブとかやるようになってもバーミヤン来るのかなって話したよね」と言って、高城さんが「じゃあ今日の打ち上げはバーミヤンで決定だな!」のやりとりが泣けました。とにかく何から何まで素晴らしいライブだった。ceroはこれからもずっと聴き続けていきたい。物販では、街の報せのアナログ盤も無事手に入れた。

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深夜はceroの余韻のまま小沢健二特集の「Love music」を見た。ちゃんと小沢健二を好きな人が関わってるんだろうなと思わせる無駄のない良い番組でした。

ここ数週間のこと 4月半ば

久しぶりに書きます。これまでは毎週書いてきたのだけど就活とは恐ろしいものであらゆる余力と時間を奪っていくみたいです。特に就活に重きを置いているわけではないのにいつの間にか映画を観に行く回数も減り、舞台もあまり観に行っていません。気持ちに余裕がないとこういうものを楽しめないというのは本当かもしれません。しかし、よくいる就活生が吐く「落ちまくって人格否定されてるみたいだわー」のようなセリフは言いたくないので頑張ります。

とは言いつつも楽しめることは楽しんでいる。最近は本多劇場へシソンヌの単独ライブ『six』を観に行った。ここ数年毎回観に行ってるけど完成度が年々高まっている。一つのボケやワードが面白いとかじゃなくて全てが面白い。個人的には、同居人のコントが1番笑った。登場人物にとっては深刻なことでも外から見る人にとってはくだらなくて滑稽に見えるという喜劇の基本的な部分でこんなに笑わせてくるとは。演技力が尋常じゃない。シソンヌとかもめんたるがいるコント界はまだまだ明るい。

ちょうど桜が満開の頃だったので、下北から吉祥寺の井の頭公園へ。

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ボートに乗っている人はたくさんいたけれど平日ということもあってか人もあまり多くなくていい雰囲気だった。小さい頃荻窪に住んでいて腐るほど井の頭公園に来ていたので懐かしい。ふらふらしていると瀬田なつき監督の『PARKS』のポスターがあちこちに貼ってあった。面白そうなので密かに期待している。ロロもコラボするらしいので楽しみで仕方ない。帰りに『PARKS』のサントラを買って帰った。

映画『PARKS パークス』オリジナルサウンドトラック

映画『PARKS パークス』オリジナルサウンドトラック

 

 主題歌と思われる「PARK MUSIC」が最高にポップで良い曲。

過去、現在、未来

間違い探しみたいに

少しずつ街並みがシャッフルしていく

次第に

バウスにジョイタイム

タワーレコードのベンチ

バマレコ、ドナテロ

みんなどこか行っちゃった

けど変わらないものもある

100年前からあるこのPARK

胸の奥に秘めたこのワクワク

漫読家もあいかわらずBARK

カズオウメズに輪島のダンナ

Living LegendだってそこらでHang Out

 

この部分の歌詞はceroの高城晶平が作詞しているらしいです。あとはスカートの「離れて暮らす二人のために」や相対性理論の「弁天様はスピリチュアル」なども良かった。

他に最近はラッキーオールドサンのセカンドアルバム『Belle Epoque』を買った。

Belle Epoque

Belle Epoque

 

 まだあまり聴き込めていないのだけど一曲目の「さよならスカイライン」がとても好きだ。

soundcloud.com

ファーストアルバムがお気に入りの一枚でいまだによく聴くのでこのアルバムも好きになるはず。

他に最近買ったものは川島小鳥『愛の台南』

愛の台南

愛の台南

 

 高円寺の文禄堂で買ったのだけどとても高いところに置かれていて店員にとってもらった。恥ずかしい。そもそも自分が背が低いのもあるけどあれは売る気のない高さだった。読めば読むほど台湾に行きたくなる。一か月前に母と姉が台南に旅行に行ったらしくて土産話を聞いたばかりだったので羨ましくて仕方ない。ちょうど今週のエレ片のラジオでもやついいちろうが台湾に行った話をしていたのでますます台湾に行きたくなってしまった。就活が終わったら必ず行くと心に決めた。

最近はなぜだか新書にハマっていて千野帽子『人はなぜ物語を求めるのか』やさやわか『文学の読み方』などを読んだ。あとはテレ東の『キングちゃん』復活が嬉しい出来事。初回から最高に面白かった。ゴッドタンのようにずっと続いて欲しい。

 

 

倉本美津留の太鼓判やほりぶん『得て』など 3月27日~4月2日

月曜日

ユーロライブで『倉本美津留の太鼓判』を観た。この日はA回とB回があってまずはA回から。出演者は、Aマッソ、さらば青春の光天竺鼠ジャルジャルの4組。各組1ネタずつを3週でノンストップ。休む暇なくずっと笑いっぱなしだった。その中でもやっぱりAマッソは素晴らしい。「へその緒」の漫才がめちゃくちゃ面白かった。へその緒の使い方のボケと視力4.0の彼氏のボケが平行して進む面白さ。Aマッソ、さらば、ジャルジャルの漫才はもう構造的に一つ飛び抜けていると思う。続いてB回は、マジカルラブリー、かもめんたるPOISON GIRL BAND笑い飯の4組とAマッソが飛び入り参加。これまた豪華な顔ぶれ。かもめんたるがこの前の単独ネタの「フードファイター」をやっていてめちゃくちゃウケていた。こんなにウケるのにキングオブコントの舞台だったら恐らく悲鳴が上がるわけで。ポイズンと笑い飯は安定の面白さ。どのネタもテレビとかで見たことあったけどそれでも面白い。マジカルラブリーはシンプルなボケの勢いが最高でした。

 

火曜日

この日もお笑いライブへ。座・高円寺で『ALL-STAR-T』を観た。今回から始まったというこのライブも豪華なメンバー。あらゆるお笑い賞レースの決勝がこの人たちだったら最高だという感じ。Aマッソ、ランジャタイ、ヤーレンズモグライダーラブレターズ、マツモトクラブ、さらば青春の光等々。今回の大トリのランジャタイのバスケットボールのネタがめちゃくちゃ面白くてどうかしていた。人間の想像力の果てしなさを感じさせる漫才だ。どうかランジャタイが売れる世の中になりますように。そういえば宝くじのCMにAマッソとマツモトクラブが出演しているらしい。これは製作者の誰かがお笑い好きに違いない。

Enjoy Music Clubの『そんな夜』のMVが公開されていた。

www.youtube.com

この曲大好きなんですけどMVもめっちゃ良い。MVが良いと言えば同じ日に公開された欅坂46『W-KEYAKIZAKAの詩』も最高でした。タイトルはダサいけど。

www.youtube.com

「祈りや願いに支えられるのも悪くはない」の歌詞が好きなのだけどツイッターでこの部分を検索してみると、自分たちが認められたみたいなこと書いてるファンの方々が多くて、いやまあ現実的にはそうだけどこの歌詞の良いところはそこじゃなくない?という気持ちになった。

 

水曜日

午前中は説明会のために渋谷へ。最近は異様に渋谷に行く機会が多い。人が多くて本当に嫌になる。ユーチューブに渋谷のスクランブル交差点のライブ映像が24時間流れているチャンネルがあって暇な時は眺めているのだけど、スクランブル交差点に立つと今誰かが映像で自分を見ているかもしれないという気持ちになる。そして、僕は見られていることを意識しているからなと心の中で唱えてPCやスマホの画面を見ている人より上手感を装う。自分がユーチューブでスクランブル交差点を見ている時はまさか人混みの中の誰かが見られていることを意識しているなんて思いもしない。1人でこんなことをやって完全に頭のおかしい人だが楽しいのだ。でも、交差点の映像は意外に楽しいのでおすすめです。急いで全力ダッシュしてる人とか見かけると頑張れ!って気持ちになるし、夜中にトラックやタクシーが走ってるのを見るとお疲れ様ですとかなるので。

夜は阿佐ヶ谷アルシェで、ほりぶん『得て』を観た。初演も観てるわけだけども本当に傑作だと思う。設定としてはホラーなのに絶え間なく笑っていられるし最後のセリフなんかにはグッときてしまうわけです。松尾スズキケラリーノ・サンドロヴィッチ、前田司郎にいとうせいこうなども観に行っていたらしいので注目度の高さよ。


木曜日

一日中引きこもってエントリーシートを書いていた。巷で話題のドキュメンタリー『くすぐり』をNetflixで観た。世の中には普通では知り得ない世界があるのだなと恐れ慄いた。


金曜日

この日も会社説明会へ。帰宅してエントリーシートを書いた。


土曜日

最近、クレジットカードのポイントが貯まりミキサーを買ったのだが毎日のようにバナナジュースを作っている。ひとつのものにハマるとそればかり食べたり飲んだりしてしまう。バナナジュースにも飽きてきたのでなにか他に作れないかと考えた末に、抹茶アイスと牛乳を混ぜることにより、抹茶フラペチーノ的なものを自作した。これが予想以上に美味しくて1日に2回も作ってしまった。


日曜日

久しぶりにバイトをした。某有名ベテラン俳優が来た。今のバイトにやりがいも愛着もないけれど、芸能人に多く遭遇できるのはミーハー心が騒ぐ。 

 

 

マジ歌ライブやAマッソの単独など 3月13日〜3月19日

月曜日

先週に引き続き、朝から学内の会社説明会に行く。 午前中で切り上げ、午後は家に帰って締め切りがもうすぐのエントリーシートを書いた。その他の詳細がまったく思い出せない。

 

火曜日

この日は外の説明会へ行った。帰宅してエントリーシートを書き進めた。夜はWBCからの『カルテット』を見た。素晴らし過ぎてため息しかでなかった。もはや最終回なのではという雰囲気だ。ラスト1話はどうなるのだろう。

 

水曜日

この日は説明会のために渋谷へ。某ホールに初めて入ったのだけれど思ったよりも広くなかった。説明会中も、ここで紅白が行われてるのかーとかバナナマンはあの辺りに座ってたのかとかどうでもいいことを考えていた。

 

木曜日

この日も説明会のために某出版社へ。直接編集の方たちと話をできるタイプの説明会だったのでいい経験になった。自分の好きな作家を担当している編集の方と偶然にも話をできて嬉しかった。

一旦帰宅してから、神保町へ。いつも通り丸香でうどんを食べた。この日は肉うどん。

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その後は、九段下に移動してゴッドタンの『マジ歌ライブin武道館』へ。

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まさか武道館でお笑いを見る日が来るとは。最初から最後までずっと面白かった。これだけくだらないことを大人たちが真剣にやっているのだからつまらないはずがない。この先もずっとゴッドタンはくだらないことを続けて欲しい。演劇や映画を色々と見てきたけれど、あらためてお笑いに敵うものはないのではと実感した。

 

金曜日

この日も説明会へ。

 

土曜日

Aマッソの単独ライブ『買ったらお縄!ホンチャン・ヤルデ株』を見に行った。ネタはもちろんのこと、幕間の映像まで全てが面白かった。つくづくAマッソは天才だなと思う。だけどあまりにもネタが特異というか大衆向けではないので売れるかどうかはわからない。Aマッソが売れる世の中であってほしいわけなんだけれども。どうでもいいことなのだがお笑いライブには珍しく、男性客の方が多かった。

せっかくだからAマッソのゲラニチョビを貼っておく。

www.youtube.com

 

日曜日

この日も説明会。ほんとに就活生って毎日のように説明会へ行くものなのかと我ながら驚いている。

 

玉田企画や演劇人の文化祭のことなど 3月6日〜3月12日

月曜日

大学で行われている会社説明会に行く。何社か聞きに行き友達とお昼を食べ、夕方からバイト。バイトの前にコンビニで飲み物と食べ物を買おうとレジまでジャスミンティーとシュークリームを持っていくも、会計の時に財布を忘れたことに気づく。初めてこういう経験をしたのだがめちゃくちゃ焦ってしまった。しかもよりによってジャスミンティーとシュークリーム。なんて乙女な組み合わせだろう。店員に財布を忘れたと言うと、慣れたように対処してくれた。もしこれが飲食店で飲み食いした後だったらと想像すると末恐ろしい。とっさに焦って「皿洗いします!」とか言い出してしまいそうだ。コンビニをそそくさと出てバイト先に着いて気づいたのだが、ポケットに数千円チャージされたPASMOが入っていた。

 

火曜日

この日も会社説明会へ。行って帰ってくるだけでぐったりしてしまう。朝家を出るときは、帰りに映画でも観てこうかなーなんて思っているのにそんな気持ちはどこかに行って早く家に帰りたくなる。夜は毎週の楽しみ『カルテット』を観る。まったく失速しない面白さ。本当にタダで観てていいのか不安になる。

 

水曜日

この日も会社説明会

 

木曜日

この日も会社説明会

 

金曜日

アトリエ春風舎で玉田企画『少年期の脳みそ』を観た。卓球部の夏合宿のある一夜を描いた作品。いくつものシーンを丁寧に重ねていくことによって浮かび上がってくる人間関係の可笑しさ。構造的には今までの玉田企画と同じなのだけど些細なセリフや人物配置が絶妙なので本当に面白い。振り切ったことをやらずに地に足の着いた会話劇を作り上げていることもとても好感がもてる。

 

土曜日

パルテノン多摩で開催されている演劇人の文化祭の関連企画『文化祭special LIVE!』に行った。もちろん目的はロロ+EMC feat.いわきっ子だ。最初のロロ5人によるSMAP愛に溢れた歌はひらのりょう『ファンタスティックワールド』の刊行記念イベントで聴いたことがあったのだが、やはり横に並んだロロメンバーを見るとなぜだか感動してしまう。そしてEMCとのコラボの後、江本祐介による「ライトブルー」といわき総合高校の子たち。最初に江本さんがステージでソロで歌う姿だけでうるうるしてきて、いざ高校生の子たちが出てくるともう完全に泣いていた。高校生が踊っている姿を観て泣いてるって色々と意味がわからないんだけど、この日が3月11日だってことや飴屋法水の『ブルーシート』なんかを思い出していた。その後の新曲「ミーツミーツミーツ」も素晴らしかった。

他の劇団だとトリの羽衣も良かった。羽衣は2年前に青山円形劇場で観て以来ずっと公演を追いかけていてその時に感動した「果物夜曲」が今回聞けたのは嬉しかった。

夜はAマッソのオールナイトニッポンRを聴いた。最初から加納さんのワードセンスが炸裂していて面白かった。どうにかAマッソもっと売れてくれないだろうか。

 

日曜日

ずっとエントリーシートを書いていた。無性に餃子が食べたくなって、大量に作った。夜は普段は関心のない野球をWBCだからというミーハーな理由で見た。そもそも野球は小学生の時に習っていたのだがあまりにも自分が下手なのと監督が怖かったのがいまだにトラウマになっていて、野球を見るだけでドキドキしてしまう。エラーした時のあの感覚が恐ろしい。毎週土曜日が練習日で、前日の夜は雨が降ってくれと布団の中で必ず祈っていた。朝起きた時に晴れていた時の悲しさよ。今思い出しただけでも辛くなる。それ以来、嫌なことは続ける必要はないんだと信じて生きてきたし今でもそう信じてる。肝心のWBCだが、夜12時近くまで延長していて会場にいる観客の終電が気になってハラハラして日本の勝利の行方を気にしている場合ではなかった。きっとタクシー運転手は意気揚々とドーム前にスタンバイしているのだろうなとか考えていた。